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「ピンクノイズ・レスポンス・ツリー」とは。

 左右バランス調整用ボリウムでは、どうやっても声がセンターに来てくれない……という状態を説明するための、一種のポンチ絵。
 すごくくだらない表現方法なのですが、「現実」と「するべき対策」を一発で理解してもらうためには、こういう単純なものが良いはずだと考えています。




「ピンクノイズ・レスポンス・ツリー」の幹を真っ直ぐにする方法。

 よほど厳密に吸音を施したとしても、なかなか調整を行うのは難しいと思います。
 こういう場合、一般的には「カーオーディオで使われている、音場補正機能(AutoGEQ)」を使うと、ぴたりと調整をすることが出来ます。
 家庭用としては、今までそう安いものがなかった……のですが、最近ではメーカーさんも「カーオーディオで量産している技術を流用して、そのままホームオーディオで使える」ことに気づいたらしく、2009年時点では数万円台のAVアンプ系などが「AutoGEQ」を搭載するようになりました。
 価格帯によってはAutoGEQのステップ数が少ない場合がありそうです……自然な再生を欲するなら、1/3オクターブごとにAutoGEQのステップが設定可能となっているもの(30バンド程度をサポートするAutoGEQは、たいてい1/3Oct設定だと思う)を選びましょう。


これは効果があるのか。

 「ドブ掃除をせずに消毒剤を撒いて、においをごまかす」のとおなじです。
 根源対策をせずに対症療法でやるため、AutoGEQに頼りすぎている帯域では音質が劣化します。
 ただし、こういうシステムを突っ込んで「ぴたりとピンクノイズ・レスポンス・ツリーの幹が真っ直ぐになっている状態」をきちんと体感すると、どういう風に室内環境を調整していけばいいのか……というところが、比較的容易に把握できるようになるはずです。


 また、対策を施したあとで再びAutoGEQをかければ、当然「幹の真っ直ぐ度合いそのもの=結果」は同じであっても、「それを実現するための関数=仮定」は異なることが(AutoGEQによる補正カーブをみることで明示的に)解る……ので、「カン」や「あてずっぽう」などに頼らなくても、きちんと設定を追い込めるようになる……と。