Q74

    
Q.DREAM編とAIR編はパラレルワールド?


A.【推測】違う。AIRは時間を書き換える物語。涼元はあくまで「時系列の乱れ」「時間の円環構造」としか言及していない以上、問題があってもタイムパラドクスと割り切るべきだろう。パラレルと考えるのは適切ではない(パラレル説を採っても問題は山積みだ)。

まず、AIRの何がタイムパラドクスなのか、について。

DREAM編7月31日、往人が観鈴と一緒にやり直したいと願ったことで、往人は消滅し、その魂は過去のカラスへと転生する。AIR編の7月16日から、カラスの中で往人としての意識が徐々に覚醒し始めるわけだが…。

さて、この時点で既に矛盾が発生している。そらのいなかったDREAM編という時間はどこへ行ってしまったのだろう?

AIR編はそらという異分子を加え、DREAM編の時間と世界を書き換えながら進む。やがて迎えるクライマックス、そらは観鈴を探すべく空へ飛び立ち、そしてラストシーン…。

あれれ、観鈴と往人が並んで堤防に腰かけてるけど、そらがいない。これってDREAM編の7月17日?AIR編の7月17日はどこへ行ったの?

そもそも物語中で、往人の魂が「そら→少年」という流れで転生しているのであれば、そらという存在なしではラストの少年は存在し得ない。言い換えれば、AIR編なくしてDREAM編はあり得ない。

DREAM編の後にAIR編が来るならまだしも、AIR編の後にDREAM編が来るというのは、どう考えてもおかしい。涼元は「円環構造」と説明しているようだが、これには無理がありすぎる。

AIRでのタイムパラドクスについて、涼元が苦しい言い訳をしている。

──確かに。ゲームを進めていくと、記憶と存在が混乱した感じになるというか、一種の
タイムパラドックスか発生しているように思えるのですが、同時に時系列による因果を
敢えて軽視しているような印象もあります。その辺は、どう捉えてますか?

涼元 それは……初め、企画を聞いた段階では、「普通、そんなことはしないだろ」と
思ったところなんですが……(苦笑)。

涼元 あと、羽根というのは、『AIR』の世界に於いては「記憶」そのものなんですよ。
ところが、羽根というのは、少し壊れてしまっているんです。そして、羽根が舞って、
地上に分散した形で遺されたことで、時系列に歪みが全じたり、時間が円環構造になって
しまったり、という状況を作り出しているんですね。

初期の麻枝のプロットでは相当に無理があったらしく――完成した作品にもかなりの無理があるようだが――それを涼元がSF的手法、たとえばタイムパラドクス等で無理やり繋げたような感じだろうか。

何にしてもAIRという物語は時系列や因果律が狂っているのは間違いない。いや、涼元の説明に従えば、記憶の「再生装置」が壊れているといったところか。

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