Q.美凪シナリオでの一番星は?
A.金星。
DREAM編美凪シナリオ8/11
みちるは、屈託のない笑顔で、沈む夕陽を見つめる。
遠野の話によると、一番星は太陽が沈む西の空に、
まるで水平線を優しく撫でるかのように見えるという。
遠野の話によると、一番星は太陽が沈む西の空に、
まるで水平線を優しく撫でるかのように見えるという。
プラネタリウムのソフトウェアで2000年8月11日を見てみると、美凪の言う「一番星」とは金星のことだとわかる。美凪の言う通り西の空低く、沈む間際の金星―宵の明星―が輝く。
夕方の屋上。
黄昏を迎えた町を、遠くに眺める。
山裾から聞こえてくるヒグラシの声に背中を押された潮風が、ゆっくりと凪いでゆく。
夕陽が微かに頭を覗かせていて、星が見えるまでには、まだ幾つかの時が必要だった。
黄昏を迎えた町を、遠くに眺める。
山裾から聞こえてくるヒグラシの声に背中を押された潮風が、ゆっくりと凪いでゆく。
夕陽が微かに頭を覗かせていて、星が見えるまでには、まだ幾つかの時が必要だった。
この日の日没は午後6時35分。太陽が沈む場所が限定されていないため確定できないが、金星がまだ見えていないということは午後5時半ばぐらいだろうか。