Q77

    
Q.少年の言葉「ずっと確かめたかったこと」とは何を指している?



A.観鈴の死ぬ間際の言葉、「ずっと探してたばしょ」「ずっと目指してきたゴール」を受けている。それは神奈や観鈴たちが、長い間ずっと知ることのできなかったこと。つまり「ずっと、幸せなばしょ」。

少年は、少女に対して謎めいた問いかけをする。「君がずっと確かめたかったこと」を確かめようと誘う。

DREAM編7/17、ラストシーン

「じゃあ、その前に確かめにいこうか」
「ん? なにを?」
「君がずっと確かめたかったこと」
「この海岸線の先に、なにがあるのか」
「わたし、そんなこと言ったっけ…」
「言っていないかもしれない。でも、そう思ってると思ったんだ」
「そうだね…確かめてみたい」
今なら、その先に待つものがわかる。僕らは。

少年の言う「海岸線」は、「無限」の繰り返しを指すメタファー。

AIR編7/17、つまり同じ日付のそらの発言からそれは推測できる。

どこまでも続く、どこにもたどりつけない海岸線。どこまでも遠く、おわりのない道。無限。

AIR編7/17

どこかにたどりつきそうで、どこにもたどりつけないような…
そのはじまりに、小さな影がふたつ。
男の子と、女の子だった。

小さな影たちは、歩きはじめた。
どこまでも遠く、おわりのない道を歩きはじめた。
その先にあるものを怖がらずに、前に進んでいく。
それはきっと、ぼくが持っていないものだ。

少年は、海岸線という無限を想起させる情景に、翼人たちの永遠の繰り返しを重ね見ている。

だから、ずっと確かめたかったこととは、その繰り返しの果てに観鈴が見つけたものを指すのだろう。

つまり、ずっと幸せな場所。

SEEN430.TXT

【みすず】「ずっと探してたばしょ…」
【みすず】「ずっと、幸せなばしょ…」

SEEN430.TXT

【みすず】「わたしのゴール」
【みすず】「ずっと目指してきたゴール」

ずっと確かめたかったこと、ずっと目指してきたゴール。ずっと探してたばしょ。

それは、ずっと幸せなばしょ。

少女が観鈴の転生であるならば、無限の先にあるものはまさに「ずっと確かめたかったこと」のはずだ。

しかし実際、海岸線を歩いていったところで何が見つかるわけでもない。歩く先に晴子や敬介が待ってなどいない。だからこの海岸線を歩いていく行為自体にあまり意味はないように思える。

※鳥の詩の歌詞を見ると、海岸線と同じように、風車、線路などあらゆるものを永遠の
象徴として重ね見るような表現が多く出てくる。鳥の詩は少年の心象風景を語ったもの
なのかもしれない。

ところで、AIRの中で「ずっと」という言葉は頻繁に使われている。観鈴に限らず、そら、少年、往人、晴子、彼らの誰もが「ずっと」何かを探し続けている。

そらは「ずっと」空を目指し、そして恐れていた。

SEEN440.TXT

ずっと空に向かって、彼女は生きていたのだ。

SEEN440.TXT

ずっと恐れていた空。
飛べるだろうか。

SEEN203.TXT

ずっと、目指していた場所…
ぼくは…ずっと昔にこの空を目指していた。

往人も「ずっと」昔からの、悲しい繰り返しを意識していた。

…この空の向こうには、翼を持った少女がいる。
…それは、ずっと昔から。
…そして、今、この時も。

そして観鈴も。

ずっと。ずっと変わらない。無限の繰り返し、永遠の想い。永遠に幸せな場所。

そして観鈴は、転生した先ではあるが、ずっと、ずっと笑顔でいる。少年も、ずっと一緒だ。

小さな女の子の笑顔が、観鈴と似ていた。
【往人】(あいつは、歳のわりにガキだったからな…)
いろんな友達に囲まれて、ずっと笑顔でいる。
じっと見ていた。

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