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Q.ラストの少年少女って、ラスト以外は出てないの? A.DREAM観鈴シナリオ7/31の他、いたるところで登場する。 SEEN190.TXT 【子供】「お、この人形蹴って、帰ろうぜ~」 【往人】「ふぉ…わしの人形を返しなされっ」 ぼむっ! 【往人】「ふぉ~~~っ…!」 往人の妄想の一場面。妄想の中の少年はなぜかラストの少年の声(w SEEN231.TXT 【子供】「わぁ、おいしそうだね」 近くにいた子供が一緒に覗いて、そう言っていた。 【往人】「だろ」 俺はそれを脇に抱えて、その場を立ち去る。 中身はショートケーキの詰め合わせだった。 観鈴編で往人の人形芸を見物していた子供が、実はラストの少年。 SEEN232.TXT その先で、子供が数人、木の下に集まっていた。 皆、網やカゴを持っている。 虫を捕っているのだ。 【子供たち】「あ、あのひとに頼もうよ」 【子供たち】「体大きいよ、あのひと」 【子供たち】「えーっ、なんか目つきが恐いよぅ」 他の子供が怖がる中、ただ一人だけ往人を怖がらずに「あのひとに頼もう」といって話しかけてくる少年。 そういえばそらも、DREAM編では観鈴から逃げたのにAIR編では逃げなかった。 【子供】「ねぇねぇ」 そのうちの一人が近づいてくる。 【往人】「なんだよ…」 【子供】「あの木、蹴ってくれない?」 【往人】「蹴る? なんのために」 【子供】「そうしたら、虫が落ちてくる」 【往人】「わかった。蹴ってやろう」 わーい、と子供たちが歓声をあげる。 【子供】「思いっきりね」 この「ねぇねぇ」というセリフが実に馴れ馴れしく聞こえる(w そして、7月31日。 SEEN311.TXT 【声】「このお兄さん、さっきからヘンだよ」 バス停のベンチで寝たり起きたりを繰り返す往人を、少年は「さっきから」じっと見ていたらしい。 がばっ! 俺は起きあがる。 【子供】「わーっ!」 【子供】「きゃーっ!」 子供たちが散ってゆく。 【往人】「待てっ」 俺はその中のひとりを捕まえる。 【女の子】「きゃーっ!」 ここでキャーとか言ってるのは全部ラストの少女。叫んでる割には往人の一番近くにいたようで、真っ先に捕まる。 【往人】「頼むっ、助けてくれ!」 頭を下げる。 【女の子】「え…?」 女の子は驚いたようだった。 でも、逃げずにいてくれた。 【往人】「とりあえずこれを見てほしいんだ」 俺は人形を取り出す。 【女の子】「あ、人形さん」 往人の人形を「人形さん」と呼ぶのは観鈴と、このラストの少女だけ。 【女の子】「みんなぁーっ」 女の子は友達を呼んだ。 【子供たち】「どうした、ゆりっぺぇ~」 女の子に呼ばれて「どうした」と真っ先に返事を返してきたのは、やはりラストの少年。これも声を聞けば分かる。 二人は幼なじみだけあって「ゆりっぺ」というくだけた呼び方だ。 とてとてとて… ぽてっ。 何かにつまづいたように、人形が倒れた。 そのとたん、歓声がはじけた。 【男の子】「今の、面白かった」 といって、まっさきに面白いと評したのもラストの少年。それにラストの少女も同意する。 そしてよく見ると、少年は「面白い」と漢字なのに少女は「おもしろい」と平仮名だ。 【往人】「そうか?」 【女の子】「うんっ」 【往人】「どこが面白かった?」 【女の子】「えっとね…」 【女の子】「ぜんぶ、おもしろかったよ」 【往人】「そうか…」 結局、7/31はほとんどが往人とラストの少年少女との会話で占められているのがわかるだろう。 こうして少年たちに注目しながら読み直してみると、AIR全編を通して少年と少女が頻繁に登場し(少年は往人の妄想中にまで登場している)、重要な役割を果たしているのが理解できると思う。 AIRという物語のもう一人の主人公、それが少年だ。 おまけ。 SEEN410.TXT 【子供】「あ、あのおばさん、カラス抱いて歩いてる。死神みたい~」 これも少年。容赦なし。 これは観鈴を連れ戻しに来た橘敬介が、初めて晴子と交渉した直後の場面。 少年はその場にいた。晴子を見守るかのように。 それとも、そらとしての記憶を確かめるため、だろうか。

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