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+Q.美凪はすぐ人に何かをあげたがるよね。
 
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+A.贖罪意識。
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+お米券、星の砂。何かとプレゼントしたり施したがる美凪だが、その根底には、生まれてこれなかった妹こと「遠野みちる」への罪悪感があると思われる。罪に対しての償いとして、彼女は何かを人にあげたがるのかもしれない。お米券は、無意識の内に免罪符としての役割を担わされている。
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+だからこそ、国崎往人は遠野美凪に問いただす。「おまえ自身が、どうしてやりたいのか」と。贖罪意識からではない、本当の気持ち。それが結果としては、みちるの満面の笑顔へとつながり、美凪の罪悪感も払拭することになる。
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+ただし同じプレゼントでも、星の砂に関しては違う意味がある。
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+大好きだった父親からのプレゼント、星の砂。それは、美凪にとって大切な思い出の品であり、楽しかった過去を思い起こさせる幸せの象徴。つまり家族の思い出そのものでもあるはずだ。
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+そのような意味を持つ「星の砂」を、美凪はみちると往人にプレゼントする。父親が家を出てからの美凪は、そういった「家族」を思い出させるようなものを拒絶していたのに、だ。
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+SEEN612.TXT
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+もう、おままごとはしない。
+小学生になったんだし、それに、温かかった昔を思い出すだけだから。
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+だが、家出してきた美凪は、駅舎で往人たちと「おままごと」をする。おそらくは、「温かかった昔を思い出し」ながら。
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+SEEN611.TXT
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+俺と遠野は、二人で朝食の仕度をした。
+とん…とん…とん…
+…とん…とん…とん…
+ベンチの上にまな板を敷き、遠野はタマネギを刻む。
+騒ぎはじめたセミたちの鳴き声に混ざって、安らかな音が夏の朝を奏でる。
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+星の砂、おままごと。美凪にとっては、家族の象徴だったもの。ずっと求めてきた、やわらかくて温かな時間。三人で過ごす楽しい時間の中で、彼女は「家族」を感じていた。みちると往人は、何よりも誰よりも大切な家族だった。
+
+SEEN612.TXT
+
+「あのね、いっしょにね、おままごととかシャボン玉遊びとかしてあそびたいの」
+それまで、私にはそんなことのできるお友達はいなかった。
+だから、いつもおままごとやシャボン玉は一人でする遊びだった。
+いつも一人で、何人もの役をこなさなければならなかった。

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