「Q21」(2006/05/16 (火) 07:41:55) の最新版変更点
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Q.呪いの発動条件は?
A.【推測】心を寄せ、心を通わせる。夢を語り合う。
しかし、翼人同士の場合はただ触れるだけでも呪いが移ってしまうのだろうか?八百比丘尼は異様なまでに神奈を触れさせることを拒絶した。翼人が純粋な―ピュアな汚れなき魂を持っているからだろうか。汚れがないということは、何にでも汚されてしまうということだ。たとえば、そう、誰かの苦悶に満ちた死に顔を前にして、翼人は平然とはしていられないだろう。ましてそれが、自分の犯した罪であるのなら。
↑いや、ただ単に、神奈が自分に心を寄せないように拒絶していたんだよ。往人が観鈴を、観鈴が晴子を意図的に拒絶したのと全く同じ。
呪いについて、それぞれの発言を集めてみる。
まず初期状態について。呪いの所在だ。誰が「呪い」というものを有していたのか。もちろん、八百比丘尼だ。
【裏葉】「母君さまとの別れの折、呪いもまた神奈さまに引き継がれました」
この裏葉のセリフは、一つの重大な事実を示唆している。つまり、「呪い」は「星の記憶」とワンセット、不可分のものであるということだ。言い換えれば、AIRにおいて「呪い」と「記憶」は似たような概念だろうと推測できる。
神奈は母君から、翼人という種族の歴史すべてを渡されていたのだ。
そしてそれには、母君の記憶も含まれていたはずだ。
同時に、母君から受け継いだ呪いも…
では、呪いとは何か。呪いの影響とはどのようなものか。以下は同時に、呪いの発動条件についても述べている。
【裏葉】「それは翼人に心を寄せる者を弱らせ、やがては死に至らしめます」
翼人に心を寄せると、柳也のように呪われて死に至る。
【裏葉】「柳也さまは、神奈さまの想いを常に受けとめておられます」
【裏葉】「わたくし自身は方術で受け流しもできますが、柳也さまは…」
柳也は想いを受け止めるから呪われる。ということは、翼人側が想いを寄せることが第一条件で、その想いを受け止めることで呪いが発動するのだろう。
翼人の体に触れてもダメのようだ。←いや、だからこれは心を寄せさせまいとしていただけかもしれない。
【母】「神奈、あなたもです」
【母】「わらわに触れてはなりません」
星の記憶を受け継いでいない神奈は、白紙のノートのようなものだ。呪い(記憶の一種)の影響を受けやすいことは想像に容易い。
回避する方法はないのか。裏葉が一つだけ提示している。
【裏葉】「柳也さまは、神奈さまの想いを常に受けとめておられます」
裏葉の言葉を逆に取れば、想いを受け止めなければ呪いは回避できる、ということ。
往人は観鈴を見捨てた。想いを受け止めるのを止めた。同時に、観鈴が往人に寄せていた想いも消えた。呪いは回避される。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(考察中)
夢を共有するかどうかという時に、夢を語り、聞くことは、重要な要素であるように思われる。もちろん、往人の母が言うように「心を通じ合わせることで」二人とも病むのかもしれない。その説明として晴子の場合を挙げる。晴子に夢を話さないことで観鈴は大きな隠し事をすることになっていた。往人が死にかけたこと、そして自分が晴子を傷つけてしまうのではないかということ。それらの懸念は、晴子と観鈴が心を通じ合わせるのを妨げたのではないか、と説明できる。
また、晴子は初め観鈴のことを真に想っていたのではなく、自分の気持ちをぶつけていただけに過ぎない(例:小骨を取ってあげなかった、嫌がる観鈴と無理に風呂に入る)。ただしこれらに関しては作中で全く説明がなく、観鈴の「思いつき」でしかない一言のみが根拠だ。よって完全に推測の域を出ない。
夢を見始めるのは、往人と会ってから。偶然にしては出来すぎなので、これは原因と結果なのだろう。つまり「柳也(裏葉)の子孫だから、観鈴は神奈のことを思い出し始めた」。国崎往人と出会わなければ、観鈴はそのまま何事もなく暮らせていたのかもしれない。
DREAM観鈴シナリオ7/26
いつもなら、もうとっくに観鈴が起きている時間だった。
畳の上で寝返りを打つ。
背筋の辺りに、何か重いものが淀んでいるような気がした。
往人が体に変調を覚えるシーン。その直後、観鈴が夢を語り始める。夢が変わった、と。
往人の体調と観鈴の夢は完全に連動している。
【観鈴】「今朝の夢、ヘンだったから」
【往人】「空の夢じゃなかったのか?」
【観鈴】「ううん」
顔が曇る。
【観鈴】「空の夢だったけど…」
【観鈴】「今までとぜんぜん違った」
DREAM観鈴シナリオ7/30
体を起こそうとして、顔が歪んだ。
背中から痛みが沸き上がり、全身が痺れる。
俺の体はどうなっているのだろうか。
「痺れ」という言葉はAIR中にさほど出てこない。
その数少ない内の一つが、観鈴の足の「痺れ」だ。
DREAM観鈴シナリオ7/26
【観鈴】「足が痺れたみたいになってる」
観鈴と往人の描写が共通する。
Q.呪いの発動条件は?
A.【推測】翼人が想いを深く寄せること。そして、翼人に心を寄せた人が、翼人の想いを受け止める。夢を語り合うのはその一つの表れとして表現される。
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呪いが発動するためには、翼人が想いを寄せることが第一の条件だ。
SEEN703.TXT
>【裏葉】「柳也さまはお生命を奪われましょう」
> 『柳也どの、死なないでほしい…』
>【裏葉】「神奈さまの、想いの深さゆえに…」
そして、その相手も翼人に心を寄せ、翼人の想いを受け止めることで、呪いは完成する。
>【裏葉】「それは翼人に心を寄せる者を弱らせ、やがては死に至らしめます」
>【裏葉】「柳也さまは、神奈さまの想いを常に受けとめておられます」
>【裏葉】「わたくし自身は方術で受け流しもできますが、柳也さまは…」
柳也は想いを受け止めることで呪われてゆき、神奈の悪夢での柳也と同じ状態になってしまった。
空気ネタバレ専用スレッド
>189 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/09/10(日) 00:24
>
>こころが近づくと、神奈の閉じ込められている「柳也が死んだ夏の日」
>とリンクされて、相手が神奈の心の中の柳也と同じ状態になってしまうんだよな。
それを回避するには、心を近づけないことだ。
SEEN702.TXT
>【母】「神奈、あなたもです」
>【母】「わらわに触れてはなりません」
八百比丘尼は異様なまでに神奈を触れさせることを拒絶した。けがれているからと八百比丘尼は言ったが、その真意はおそらく、神奈が自分に心を寄せてしまうことがないようにするため。
往人が観鈴を、観鈴が晴子を、わざと拒絶したのと同じように。
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