「Q8」(2006/03/04 (土) 10:38:44) の最新版変更点
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Q.転生で記憶の継承はできる?
A.【推測】翼人から人への転生では、記憶の継承が可能。というよりも、強制的に継承されてしまうというべきか。
人から人への転生では記憶の継承はできない、または、人から人への転生はできないと説明されている。
だが実際には、人から人への転生でも、記憶の継承が実現できているようだ。
そしてそれには、母君の記憶も含まれていたはずだ。
同時に、母君から受け継いだ呪いも…
SUMMERで柳也が説明しているように、呪いと翼人の記憶とはワンセット、不可分のものだ。
そして、
【柳也】「しかし、神奈はいつか地上に降りてくる」
【柳也】「人として輪廻転生すれば、呪いもそこで終わるはずだ」
この「人として」「輪廻転生する」という言葉の解釈が分かれる所かもしれない。だが、まぁ、その後の裏葉とのやり取りから考えるに、
柳也が「人という器へ注ぎ終われば」と言ったのを受けて裏葉が「人という器に注ぎ終えるのは無理ですよ、
その前に器が壊れてしまうから」と答えたと考えるのが自然だろう。
つまり「神奈が人へ転生を完了してしまえば、呪いもそこで終わるはず」で、なぜなら「そこから先、人から人へは転生しないから、
または転生できたとしても記憶継承はできないから」。
輪廻転生という考え方について、涼元がどの宗教に基づいているのか不明だが…
六道を輪廻転生しているとしても、普通の人には前世の記憶などというものはないわけで、
それを根拠に前世からの記憶継承などない、と我々は考える。常識としてもそうだし、
実感としてもそうだと思える。
ただ、AIRという世界では翼人の転生にしろ、方術による強制転生にしろ、転生する前の世の記憶が影響を与えることは確実にあることだとしているようだ。
さて、呪いが継承されないということは、記憶の継承もされないということでもある。
神奈という翼人の魂が、人間に転生できれば、それ以上は呪いも記憶も継がれることはない。
翼人→(転生すると呪いと記憶を継承)→人間→(転生はするが継承はしない)→人間
いや、そもそも人間から人間へ転生することはあり得ないということなのかもしれない。
翼人→(呪いと記憶を継承)→人間
人間→(転生しない、ただ死ぬだけだから記憶も呪いも継承しない)→×人間
だが、方術によって人から人へと強制的に転生させることも可能だ。その際には、人間でも記憶の継承が可能のようだ。
往人→(方術による転生)…(記憶の継承)→そら
観鈴→(そらが転生させる)…(記憶の継承)→少女
往人→そら→少年、神奈→観鈴→少女、それぞれの転生、すべてにおいて記憶は部分的にせよ継承できている描写が見受けられる。
アイデンティティを継承するほどではないにせよ、部分的に人格に影響を与え得るほどには継承できているようだ。
こうして見ると、転生さえできれば、記憶の継承も付随して可能になる、と言った方がむしろ正確なのかもしれない。
その場合、記憶の場は魂にあるということになる。つまり、人であれ翼人であれ、魂そのものが記憶装置としての役割を担っている。
AIRにおける登場人物たちも確固たる自己同一性を持っているにも関わらず実は、前世からの影響でそのような人格になっているに過ぎない、
という描写が幾つも出てくる。美凪もその一人。彼女は裏葉の影響を受けているとしか思えない。それは血の繋がりゆえか、魂の転生か。
輪廻転生
りんねてんしょう、と読む。古代インドからの伝統的な思想。転生という考え方には魂のような存在(「我」。永遠不変の本質。アートマン)を前提とするが、釈迦はそのようなものは無いと教えている(「諸法無我」)。
ttp://www2.tky.3web.ne.jp/~kuuki/hp/sisei/ronkou/22.html
ttp://www2.big.or.jp/~yba/QandA/98_10_21.html
Q.転生で記憶の継承はできる?
A.【推測】翼人から人への転生では、記憶の継承が可能。というよりも、強制的に継承されてしまうというべきか。
人から人への転生では記憶の継承はできない、または、人から人への転生はできないと説明されている。
だが実際には、人から人への転生でも、記憶の継承が実現できているようだ。
そしてそれには、母君の記憶も含まれていたはずだ。
同時に、母君から受け継いだ呪いも…
SUMMERで柳也が説明しているように、呪いと翼人の記憶とはワンセット、不可分のものだ。
そして、
【柳也】「しかし、神奈はいつか地上に降りてくる」
【柳也】「人として輪廻転生すれば、呪いもそこで終わるはずだ」
この「人として」「輪廻転生する」という言葉の解釈が分かれる所かもしれない。だが、まぁ、その後の裏葉とのやり取りから考えるに、
柳也が「人という器へ注ぎ終われば」と言ったのを受けて裏葉が「人という器に注ぎ終えるのは無理ですよ、
その前に器が壊れてしまうから」と答えたと考えるのが自然だろう。
つまり「神奈が人へ転生を完了してしまえば、呪いもそこで終わるはず」で、なぜなら「そこから先、人から人へは転生しないから、
または転生できたとしても記憶継承はできないから」。
輪廻転生という考え方について、涼元がどの宗教に基づいているのか不明だが…
六道を輪廻転生しているとしても、普通の人には前世の記憶などというものはないわけで、
それを根拠に前世からの記憶継承などない、と我々は考える。常識としてもそうだし、
実感としてもそうだと思える。
ただ、AIRという世界では翼人の転生にしろ、方術による強制転生にしろ、転生する前の世の記憶が影響を与えることは確実にあることだとしているようだ。
さて、呪いが継承されないということは、記憶の継承もされないということでもある。
神奈という翼人の魂が、人間に転生できれば、それ以上は呪いも記憶も継がれることはない。
翼人→(転生すると呪いと記憶を継承)→人間→(転生はするが継承はしない)→人間
いや、そもそも人間から人間へ転生することはあり得ないということなのかもしれない。
翼人→(呪いと記憶を継承)→人間
人間→(転生しない、ただ死ぬだけだから記憶も呪いも継承しない)→×人間
だが、方術によって人から人へと強制的に転生させることも可能だ。その際には、人間でも記憶の継承が可能のようだ。
往人→(方術による転生)…(記憶の継承)→そら
観鈴→(そらが転生させる)…(記憶の継承)→少女
往人→そら→少年、神奈→観鈴→少女、それぞれの転生、すべてにおいて記憶は部分的にせよ継承できている描写が見受けられる。
アイデンティティを継承するほどではないにせよ、部分的に人格に影響を与え得るほどには継承できているようだ。
こうして見ると、転生さえできれば、記憶の継承も付随して可能になる、と言った方がむしろ正確なのかもしれない。
その場合、記憶の場は魂にあるということになる。つまり、人であれ翼人であれ、魂そのものが記憶装置としての役割を担っている。
AIRにおける登場人物たちも確固たる自己同一性を持っているにも関わらず実は、前世からの影響でそのような人格になっているに過ぎない、
という描写が幾つも出てくる。
美凪もその一人。彼女は裏葉の影響を受けているとしか思えない。それは血の繋がりゆえか、魂の転生か。
輪廻転生
りんねてんしょう、と読む。古代インドからの伝統的な思想。
転生という考え方には魂のような存在(「我」。永遠不変の本質。アートマン)を前提とするが、釈迦はそのようなものは無いと教えている(「諸法無我」)。
ttp://www2.tky.3web.ne.jp/~kuuki/hp/sisei/ronkou/22.html
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