L:観光地 = {
t:名称 = 観光地(施設)
t:要点 = 観光地
t:周辺環境 = おみやげ物屋,ガイド
t:評価 = なし
t:特殊 = {
*観光地の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
*毎ターン資金は+15億される。
}
→次のアイドレス = お祭り(イベント),郊外ファームタイプの遊園地(施設),大観光地(施設)
}
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愛鳴之藩国 観光地歴史ガイド
○燃える藩国
愛鳴之藩国は合併によって誕生した藩国である。
他の藩国と比べると歴史が浅い、はてない国人と北国人の人々がいる、などの特徴がある。
観光地としては遊園地や温泉があり、国内国外を問わず多くの人々が利用していた。
が、ある日、大災害が発生した。
藩国の7層すべてが貫徹され、国土の80%と国民の98%が消滅したのだ。
そして観光地も被害を受け、燃えた―――。
○テーマは「癒し」
観光地を再建するにあたり色々な議論が交わされた。
そして「遊ぶ施設ではなく、公園やお花畑などにしよう」という事になった。
理由は
- 被災したばかりでははしゃいで遊ぶ気になどならない
- 心のケアとして自然や花で癒しの効果を期待
- 遊ぶ施設は、郊外タイプの遊園地「ナガスパグランブルー」があった(奇跡的に無事だった)
などである。
そこから更に話を進めていき、テーマを「癒し」として自然を活かしたものを観光名所にしよう、ということになった。
ちなみにこの時期に再建する理由には、大規模公共事業を発生させ国民に仕事を提供する、という目的があった為である。
○心と身体のリフレッシュ
まず最初に再建に取り掛かったのは温泉、露天風呂の復活である。
何故一番最初に行ったのかというと、避難所生活を送っている人々などに風呂を提供する為である。
食事や住居は避難所で提供できるが、風呂となると場所や利用人数的になかなか難しい。
とはいえ心と体の衛生面から見て、風呂に入れるのと入れないのとでは天と地の差がある。
そこで以前から観光地になっていた温泉、露天風呂を再建して利用出来るようにすることにした。
幸いな事に元々温泉町では、宿が個別に温泉を持つのではなく、共有財産として町全体で4箇所に「風」「林」「火」「山」という名の共同浴場があった。
その為再建さえできれば、利用者を分散させれば大人数の利用にも耐えうると試算された。
再建の際に行ったのは温泉までの道の整備、浴場周囲の安全性の確保、泉質の検査、などの入浴する為の安全確保である。
安全確保が完了次第、避難所生活の方などに風呂の提供を開始し、その後は温泉宿やおみやげもの屋などの復興作業に取り掛かった。
そして仕事に従事してくれた人々のがんばりが実り、見事に再建が完了した。
○穏やかな楽しみ
公園とお花畑はナガスパシーサイド遊園地の跡地に作られる事になった。
公園敷地内にお花畑がある、という形である。
お花畑に関する仕事は、女性などの体力がなくてキツイ肉体労働には適さない人向けの仕事でもあった。
花の世話も肉体労働ではあるが、他の肉体労働よりは身体への負担が少ないだろうと考えられたのだ。
お花畑は種類別に植えている場所もあれば、色とりどりの花で一枚の絵画みたいになるように植えている場所もあり、見てるだけでも楽しめるような工夫が凝らされている。
また、公園はのんびりとすごせるように作られた。
ほどよく樹木を配置し、地面は子供達が転んでも大丈夫なようにされた。
敷地内には売店兼おみやげもの屋があり、そこではお花畑で取れた種などの販売も行っている。
○新旧観光名所
再建するにあたり、他にも名所となりえるのはないのか考えられた。
そこで目をつけたのが第7層である。
第7層は水路が発達しており、ボートでの観光が可能である上、農業・漁業を行っている階層である。
ボートでのんびり水路を進み、水路沿いにある新鮮な収穫物で作られた商品を売っている屋台で買ったり、漁港で取れたての美味しい魚介物を食べたりする事ができるので、観光名所のテーマに一致するのだ。
という訳で観光名所として押す事になった。
その際に水路の整備、ボート観光のプロ育成、自然環境の保全、農業・漁業で働く人との協力、などを行って観光名所のテーマから外れないようにしたり、安全性に注意された。
新たな観光名所の整備を進めるのと同時に、以前からあった商店街などの再建も行われた。
その際、地域の雰囲気を壊さない・景観を損ねないように注意された。
(イラスト:山吹弓美 設定文:花井柾之)
最終更新:2008年11月30日 17:59