食糧生産地


L:食糧生産地 = {
 t:名称 = 食糧生産地(施設)
 t:要点 = 食料,育成中の食料,生産地で働く国民
 t:周辺環境 = 食糧倉庫,食糧生産に向いた地形
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *食糧生産地の施設カテゴリ = 藩国施設として扱う。
  *毎ターン食料+15万tされる。
 }
 t:→次のアイドレス = 神殿(施設),農業機械(施設),食糧倉庫(施設),猫神(にゃんにゃん共和国のみ)(職業)



食料・育成中の食料(小麦)・生産地で働く国民
(イラスト:深山ゆみ(maru))



倉庫(カントリーエレベーター)・地形(平野)
(イラスト:折口素数(te2))



食料(牛乳)・育成中の食料(牛)・生産地で働く国民・食糧倉庫・適した地形(牧草地)
(イラスト:山吹弓美(Shunki))



食料(卵)・育成中の食料(鶏)・生産地で働く国民(襲われてます)・食糧倉庫・適した地形(平野)
(イラスト:関朝戸(科戸))

(設定文:一柳鈴子(robin)&佐倉透(透))
こんにちは、文族の一柳鈴子です。我が国の食糧生産地として、小麦畑を紹介させていただきます。
ご存知のように我が藩国(旧え~藩国時代)は、おいしいパンやお菓子に力いっぱいの愛情を注ぐ『スイーツの国』であり、その食材となる小麦粉の原料、すなわち小麦の栽培がとても盛んです。その作付面積は、国内で栽培されている作物の中でも最も広いものとなっています。藩国第六層の西部から北部方面に行かれると、どこまでも続く小麦の畑を見ることができるかと思います。
藩国で栽培されている小麦は秋まきの小麦で、若芽の状態で雪に埋もれて冬を越し、春に雪が解けるとまた成長し始めます。畑が黄金色に色づいて、収穫の時期を迎えるのは夏の始めになりますね。小麦畑の黄色と、遠くの山々の緑とのコントラストはなかなか美しいものですよ。どっかで見たアニメのように、金色の絨毯に寝転がってみるのもステキかもしれませんね。まず間違いなく、農家の方に怒られると思いますが。
小麦の収穫は、広大な面積の畑をもつ農家ですと、農業機械を用いて数日で一気に刈り取ってしまうのが一般的です。人間の手だけでは何ヶ月かかるかわかりませんからね。それに畑と畑の間に農道が走っているので、やれトラクターだ軽トラだと、農業用の車両や機械が頻繁に行き来します。自費で機械を所持しているリッチな農家もあれば、数件の農家で機械を共同で購入し、交代で利用しているケースもあります。
一方で、小さな畑で細々と経営していらっしゃるという農家もまだまだ多いのです。そういった農家では、機械を使わず、手に鎌を持って人海戦術で刈り取りを行っていて、休日に家族総出で収穫、という光景もよく見られます。子供たちまで刈り取りのお手伝いをして、鎌を持ったり、小麦の束を運んだり、時には遊びだしたり、いたずらしたり、サボったり。非常にほほえましいものです。
さて、このようにして収穫された小麦は、脱穀されて麦わらとモミとに分けられます。麦わらは処分することなく大きなロールにして、酪農を営む方々に堆肥と交換してもらいます。交換された麦わらは、牛舎での寝わら等で大量に用いられていますよね。モミのほうはと言うと、藩国内に数箇所あるカントリーエレベーターという施設に集められます。
カントリーエレベーターとは、品質を落とさずにモミを貯蔵するための施設であると同時に、小麦粉を出荷するための設備も備わっている建物です。倉庫と工場が一緒になったような施設なんだとお考えください。国民の食を担う重要施設ですから、内部はもちろんオートメーション化され、徹底的な管理がされています。
国の各地からカントリーエレベーターに集められたモミは、まず脱穀の際に出たゴミを仕分けする装置にかけられます。次に大型の乾燥機に入れられ水分を飛ばし、巨大なサイロの中で長期間保管されることになるのです。施設内では、モミはベルトコンベアーか昇降機を使って運搬されます。人は離れた場所から機械を操作したり監視するだけです。
ないこと、カビなどの微生物の繁殖や害虫の発生が防げることなどが挙げられます。
出荷をする際には、製粉施設で小麦粉となり、袋に詰められて、街の地下に設置された備蓄庫に納められたり、旧王城に納めて軍の兵糧として利用されたり、市場などに出荷されます。製粉で出たモミガラは、肥料に混ぜて再利用されたりもしています
。出荷された小麦粉はパンや麺類になり、あるいは我が国の誇るケーキを始めとするさまざまなお菓子類に姿を変えて、国民の主食、またはおいしいおやつとして、日々消費されているのです。
以上一柳鈴子がお送りしました。続いては「福翠の卵」についてのVTRをどうぞ。
(VTRスタート)
福翠の卵――旧え~藩時代からの特産品にして、伝説の逸品。針葉樹林から山間部周辺に生息する野生の鶏、福翠地鶏から採取され、品質、栄養価の高いことで知られる。しかし、野生の鶏から採取するという特性上、数は限られ、また、福翠地鶏が『最強』とまで謳われる鶏であるため、採取そのものに困難を要する。
かといって諦めるには、福翠の卵のもたらす効能は魅力的に過ぎた。
そのため考案されたのが、養鶏である。普通の卵鶏ではなく、本来野生であるところの福翠地鶏を養鶏しようという試みだ。
実際これは成功し、本来の福翠の卵よりも安価に、そして安定した供給を行うことが可能になった。
しかし、やはり養鶏は養鶏。野生の福翠地鶏から採取される卵よりは栄養価も味も劣ったため、本来の『福翠の卵』ではなく、翠を酔として『福酔の卵』と言って区別されている。
では、この『福酔の卵』養鶏風景を紹介しよう。
栄養価や運動量の観点から、藩国第六層東部の牧草地の一部を用いての放し飼いが基本である。家畜にされたとはいえ、最強の名を冠する鶏。放し飼いの所為もあるのか、その性格は野生のままである。
そのため、採卵には細心の注意を要し、少しでも気を緩めれば、福翠地鶏に襲われる結果となってしまう。採卵担当は己の仕事に誇りと自信を持ってはいるが、やはり襲われたその日は挫けそうになるという。それでも彼らのがんばりにより、日々、『福酔の卵』は届けられるのである。
間違わないで欲しいのが、卵をすべて回収しているわけではないという点だ。正確には、襲われるから全部を回収できない、というのが正しいのだが。野生地鶏の福翠の卵にしろ、養鶏された福酔の卵にしろ、どちらも雄雌共同生活のため、基本的に有精卵である。そのため、福酔の卵の採取されなかった分は、そのまま雌鳥の懐に抱かれ、雛になり、やがて次の鶏となるのである。
採卵後、卵は放し飼いエリアの側に建てられている倉庫兼検査所に持ち込まれる。大きさ、重さなどを分類し、パッキング。基本的に採卵日=出荷日なので、倉庫に在庫は殆どないと言って良い。それでもその日の出荷に間に合わなかった、夕方に採卵された分などは、翌朝まで冷蔵庫で保管され、翌朝一番に出荷される。
こうして、『福酔の卵』は、安定して市場に供給され、藩国内で、パンやお菓子に加工されるのである。
(VTR終了)
それでは皆さん、さようなら~。