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生物の個体を,一定の構造と機能の統合された完結性と独立性をもつ物体としてみるとき,それを〈体〉という。しかし,体には広狭2種の意味合いがある。広義では生物体とほぼ同義であり,狭義ではヒトを中心とする高等動物の身体をさす。広義で,生物体としての体は,単細胞と多細胞,植物と動物とをとわず,すべての生物個体の物質的実体である。しかし,各種生物の生活環の各段階における個体性,つまり個体のあり方に応じて,体の概念はさまざまである。例えば,細菌や原生動物の体(細胞体)はいろいろな細胞小器官を含むただ1個の細胞であり,雌雄の別はない。これらの生物の増殖様式は種によって多様だが,1個の個体の単純な分裂や出芽による場合と,2個の個体の合体や接合と分裂とを交互に起こす場合とがある。こうした単細胞生物では個体性が必ずしも明確でなく,したがって同一種の生物でも体の概念は一定しない。多細胞生物においても,出芽によって増殖したり,群体をつくる動植物では,複数個体が連結しているうえに非生活物質の殻をもつ場合もあるため,体の概念は不明確である。個体性の明らかな,有性生殖をする高等動植物では,成熟体の体の概念は最も常識的なもので明確であるが,個体発生過程をさかのぼるにつれてその概念は不明りょうになる。また生殖細胞そのものは,独立性をもつように見えても独立生活を営むものではないから,その細胞体は普通の体細胞と同じく,1個の生物体または体とはいえない。このように,生物体としての体はほぼ〈個体〉に対応した多分に便宜的な概念で,その内容は多様であるうえ明確には規定しえない場合が少なくない。
 狭義の体は身体,肉体ともいい,一般には頭の先から足やしっぽの先まで外皮に包まれた全体をさすが,ときには四肢を除いた体幹のみをいうこともある。その外皮は〈体〉の内部環境を外部環境から画し,内部環境はホメオスタシスによって恒常性を維持されている。

【生物の体制】

【ヒトの体の構造】
[体の外形]。
[骨格と内臓]
[男女差と人種差]。
[体型――クレッチマーの体型分類] 
[体の働き]
[食物と体] 
[呼吸と循環]
[血液と循環] 
[情報受容と体の応答]
[体と日周リズム]
[免疫と体]
[寿命] 

【身体の思想史】
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