「看護」(2006/03/09 (木) 22:54:58) の最新版変更点
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看護 かんご
〈看〉が手を眉上にかざして見ることから〈よくみる〉〈いつくしみみる〉を意味し,〈護〉は〈まもる〉を意味することから,〈看護〉とは〈いつくしみの心をもってみまもること〉ということができよう。英語のnursingはnurture(養育・愛着・保育)から派生したものである。
人は古来,外界の危害から身をまもり,傷ついたり病んだりしたときに互いにいたわり,助けあい,生の営みをつづけてきた。医療・看護の起源もこのいたわりあい,助けあいに求めることができ,共同体内部における相互扶助として行われてきたものといえる。母親がわが子を産み,養い育て,保護したことに始まり,それに伴う喜びや苦しみの経験をいかして,他の母親を助け,また傷つき病んだ者の傍らに居て手当てをし,さらにまた,避けることのできない死に直面した者に安らぎを与えようとする行為が看護の始まりといわれている。やがて母親の手から,ある部分は寺院や教会などの宗教団体の手にゆだねられていったのだが,看護婦という名称をもった専門職業への第一歩が踏み出されたのは最近100年くらいのことである。 外口 玉子
[[[看護の機能]]]
[[[看護の方法と過程]]]
[[[看護婦の役割]]]
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看護 かんご
〈看〉が手を眉上にかざして見ることから〈よくみる〉〈いつくしみみる〉を意味し,〈護〉は〈まもる〉を意味することから,〈看護〉とは〈いつくしみの心をもってみまもること〉ということができよう。英語のnursingはnurture(養育・愛着・保育)から派生したものである。
人は古来,外界の危害から身をまもり,傷ついたり病んだりしたときに互いにいたわり,助けあい,生の営みをつづけてきた。医療・看護の起源もこのいたわりあい,助けあいに求めることができ,共同体内部における相互扶助として行われてきたものといえる。母親がわが子を産み,養い育て,保護したことに始まり,それに伴う喜びや苦しみの経験をいかして,他の母親を助け,また傷つき病んだ者の傍らに居て手当てをし,さらにまた,避けることのできない死に直面した者に安らぎを与えようとする行為が看護の始まりといわれている。やがて母親の手から,ある部分は寺院や教会などの宗教団体の手にゆだねられていったのだが,看護婦という名称をもった専門職業への第一歩が踏み出されたのは最近100年くらいのことである。 外口 玉子
[[[看護の機能]]]
[[[看護の方法と過程]]]
[[[看護婦の役割]]]
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