白銀霧矢

しろがねきりや。

23歳/176cm/66kg 一人称「私」

【概略】
朝倉家に度々姿を表す魔術師。
謎の組織から派遣され朝倉家に協力している。岩谷、雪風と3人のチームで行動しており、そのリーダーと思しき人物。
朝倉家の別戦力として、何度も響たちに立ちはだかる。
信頼や絆によって関係を保っているわけではないようで、菫からは信頼されていない。
朝倉家の作戦概要などは一応聞いている。それを把握した上で手を貸すように動いている。

【本人像】
冷徹かつ冷静。何者かが背後にいるようであり、部下に対しては絶対的に威圧し命令を強いるものの、その何者かには全く逆らえないようである。
序列をかなり重視しているようで、自らより上の人間には逆らわない。

部下は完全な駒。性格に関しては雷霞に似たところがあるが、単独で動くことのリスクを避け索敵を任せたり、団体で行動するなど合理性の高い思考をする。

自らの戦いは主人の命、それ以上でもそれ以下でもない。その何者かに対する異常なまでの信仰心により、ある意味で最も盲目になっているといえる。

練気術師を非常に嫌っている。魔術師としてはよくある話。

【外見】
金色の長髪。
軍服をあしらったようなコートに金属装飾の多いジャケットを着用。意外と派手。
派手なのは本人の趣味ではなく、それが正装だから。
そこまで筋肉質ではない。ある意味で刀也が憧れそうな美しさを持つ。

【身体能力】
本作では積極的に自分から戦場に打って出ようとはしない。大量に練気術師がいる中へ魔術師が単体で飛び込むのは無情だと判断しているからである。

魔術師でありながら、特殊なLAブレードにより練気術師の召還した武器とも互角以上に渡り合う。剣術のスキルは術師に勝るとも劣らず、相対する者を驚かす。
人望があるようには思えないにもかかわらず部下がついてくることから、その二人よりは強いようである。

魔術師として備えた適正属性は「火」。


LAブレード

魔術師が練気術師との戦闘において接近戦で致命的だということを解消するために生まれた武器。

実剣を模したフォルムだが、片刃部分が練気の刃を構成する。柄の部分に特殊なコアを埋め込み、その力によって作られる刃で練気術師の召還する武器とも打ち合うことを可能にする。
ただし練気の性質を秘めているのはその部分だけで、反対側の刃は通常の鉄剣。

僅かな層に支給されたが、そもそも接近戦について大きく劣る魔術師が剣など扱えるわけもなくあまり広まらなかった。

霧矢の卓越した剣術によって術師にも劣らない活躍を見せるが、それでも戦闘中にしばしば折れる。

コアの老化、過労によって自然と刃が発生しなくなることもある上、事故も少なくはない。
最終更新:2017年06月11日 18:01