朝倉菫

あさくらすみれ。

26歳/167cm/58kg 一人称「私」

パワー B++
練気 A+
スピード A-

【概略】
朝倉家第六代当主。
歴代の当主でも1、2を争うほどリーダーとしての資質に優れ、血縁でないものの集まりである朝倉家をよくまとめている。天性のカリスマも持ち合わせた人間。
桔梗とは血縁。

【本人像】
カリスマ、リーダーシップに関しては上記の通り言わずもがな。
性格は冷静で狡猾。勝つためには手段を選ばない。蛇をそのままあらわしたような人間で、どこか妖艶で誘われるような語り口調。

成瀬姉妹ともそれなりに長い付き合いを持っており、また檜山兄弟に関しても同様であった。
個人的には彼らと争いたくはないものの、朝倉家に多大な支援と出世を約束すると言う謎の組織の甘言、公私混同をしない彼女の性格故に葛藤を抱えたまま戦いに身を投じることとなる。

合理的で冷徹だが、朝倉家の面々に対する非常に大きな愛情には優先しない。
研究者でもあり、白衣姿も時々見られる。紫苑とはその面でよく研究に関する会話を交わす。妙に解体趣味というか、普通ではない部分が垣間見える。

植物を好む。花にかぎらず、自室は常に植物で溢れている。
彼女自身の能力は一切使わず、全て直接手入れを施している。

【外見】
脇が短めでセンター分けの長髪。戦闘する人間でありながら手入れを欠かさず、どれだけ櫛を通しても枝毛ひとつ見つからないほど。
妖艶さを秘め、どこかあやしげな瞳は天然の魔眼。練気でも魔力でもなく、全く超能力じみて敵の動きを封じる。これは性別にはこだわらない。

細身でスレンダーだが、何気に胸はある。
パンツスーツ姿に、やや派手目のジャケット。内側には特製の練気ナイフの柄が装填されている。

【身体能力】
朝倉家の長に恥じない実力を持っており、ナイフ、関節技など、戦闘スキルは幅広い。
自身の手の内を明かすことを嫌い、相手の戦闘力に応じて戦法を変える。

暗殺ではなく通常の戦闘の場合それが更に顕著になり、相当慎重になる。
楓や桔梗のように特筆したものは持たないが、全てが高水準故に強いという単純明快な能力の高さを持つ。


狡猾の象徴(ナイトフォックス) A

鞭剣。
鞭と剣の間で変形機構を備えた特殊な武器。7つのパーツが連結して剣を形成している。変形時には練気を消費する。
剣と言っても形状は一風変わっており、それぞれのパーツは捻れている上に溝が刻まれている。
その構造は獲物に対して、より傷を負わせて消耗させるためである。

地に芽吹くは蛇の意志(パラジート・ヴルツェル) A+

植物を操る能力。
しかし自分から何らかの植物を生成するわけではなく、自身を中心に半径20m以内の範囲に存在している植物を自在に成長、老化できる。あまりに小さすぎるものは対象外。
これそのものは攻撃のための能力ではないのだが、菫は急速かつ攻撃に特化した形状に無理やり変化させることで、非常に強力な多方向連撃能力へと変えている。

森のなかにおいて本領を発揮する。周囲の木々が全て武器であり盾となる。
最終更新:2017年06月11日 17:06