成瀬梓

なるせあずさ。

21歳/159cm/52kg 血液型 B 一人称「私」

パワー B-
練気 A+
スピード B


【概略】
第六代成瀬家の次女。純血。
練気術の大家のひとつでもあり、賢者をも輩出した非常に力のある一族の生まれ。
本作ではサブのヒロイン的役割を担う。

【本人像】
明るく快活。といっても桃香のように雰囲気が読めないわけではなく、ひと通りの常識も兼ね備えた「出来る」ヒロイン。

自身が成瀬家の純血ではあるがあくまで次女であり、それまでの才覚しか持ち合わせてないことをよく知っている。幼い頃からそれを痛いほどに実感し、時には揶揄されながらも生きてきた。良い両親と姉、そして結依に支えがあったからこそ、梓が異端者へと転じることなく歩みを続けることが出来ている。
根は素直だが、素直ゆえに通常の女の子としての生き方を望む面もあり、今でも時折それをこぼす。

自分が姉に劣っていると思っていた考えから変わっており、劣等感ではなく自分も成瀬の人間として一族を、術師の世界を支えていかなければならないと誓う。

【外見】
ハーフツイン、肩口を過ぎる程度に伸びた髪。
髪飾りは基本的に玉状のもの。色はよく変わる。
私服はパーカーが多い。
袖口や襟などが多少アレンジされた黒のジャケット、下はスカート。中にはスパッツあるいはタイツなどを履いている。シャツはピンクとか派手目な色も着る。下着が見えるのでハイソックスなどは履かない。
ちょっと可愛いパンプスが好み。

自分より年下で身長が低いのに胸の発育が負けていることを微妙に気にしている。
スキンシップも割とするほうで、響や姉にたびたび抱きついたり撫でたりする。

【身体能力】
正当な成瀬家の出身というだけあり、基本的なパラメータは全体的に高い。同年代の術師に比べると頭ひとつ分抜けている。
結界術に関しても使用可能だが、言ってしまえば平均的かつ器用貧乏。

過去戦闘時に日常の感情を忘れ冷徹な殺人機械となることで俗世間への煩悩を無理に抑えこんでいた節があったため、それの応用で感情一切を廃するもうひとりの「梓」を引き出すことで戦闘力がかなり増す。だが本人がそれを嫌っているため、滅多なことでそれを表に出すことはない。


双属性(ドルホランツェ) C

片手剣と槍の相互間での変形機構を備えたかなり特殊な武器。
変形する度に、少量の練気を消費する。

扱いには技術を要する。
そのリーチの変動により相手を翻弄し自在に攻勢を展開できるが、
剣形態でも槍形態でも、変形を前提とした造りをしているため、攻撃の威力が若干下がっている。


四肢裂く雷鳴(ライトニング・ブランチ) B

練気を変換し電気として放出する能力。
発動時に消費する練気を調整することで、ある程度威力と射程を加減できる。

ブランチ(枝)の名を冠する通り、腕から枝状になって放出される。

獅子裂く雷轟(ライトニング・ロアー) A++

拡張填加(アビリティプラス)によって昇華させた能力。
放出に使用していた練気を自身の身体に滞留、それによって高速移動と体術強化を可能にする。

使用中は多量の練気を消費し続けるが、全ての攻撃に雷属性と防御貫通の追加効果が付与される。


未だ完全な能力には至っておらず、そのため効果時間も制御も不安定。
また発動中は武器を使用することが出来ない。
最終更新:2017年06月11日 12:17