伊賀野響

いがのひびき。

19歳/157cm/52kg 一人称「わたし」

パワー B-
練気 B+
スピード B

【概略】
本作における主人公。
彼女の生まれた伊賀野家は練気術師でも魔術師でもなく、大昔忍者だった暗殺を生業とする一族だった。
しかし時代が過ぎるにつれて一般社会ではその需要性も薄れ、一族は次第に力を落としていった。陰で確かに名を馳せていた彼らは、その一族を絶えさせまいと練気術の道を取り入れようと決意した。

その中でも純血の本家の生まれであった響は、計画のさきがけに修行に出された子のひとりである。

【本人像】
性格は至って温厚で、穏やか。
誰に対しても優しく、別け隔てがない。
自分の果たすべき目的、生きる世界、それらを知った上で、運命を受け入れる心の強さも持ち合わせている。
基本的に誰とでも敬語で接する。ちょっと砕けたような敬語。割と人懐っこく、成瀬家の人間を皆慕っている。
任務中、戦闘中に性格が多少変わるのは暗殺者としてよく見られる傾向だが、梓や結依に比べると薄い。
笑顔の割合がそれなりに多め。
前作主人公の遥人とは違って、家族にも恵まれ、幸せな環境で育ってきた。暗殺者とは言いつつも実情は練気術師と大差なく、人を殺めることに対する覚悟も自然と持っていた。

不要な殺し、戦闘は避ける主義。可能であれば昏倒、気絶を狙う。およそ暗殺者の育ちとは思えない不殺さゆえに、敵にはよく甘いと言われている。

推察、洞察力に関しては遥人には大きく水をあけられている。

【外見】
やや切り揃えられた肩口につくボブカット。
身長の割には胸が大きい。
童顔で、年齢よりも幼い印象を与える。

肩までしかないシャツを着用し、内側にタンクトップのようなインナーを着ている。タンクトップのように露出が多めで、動きやすい服装を好む。
ぴっちりとしたハーフパンツを履いている。
スニーカーに近いデザインの靴を履くが、実は踵に簡易スタンガンが内蔵されている。

【身体能力】
5年前に成瀬家を訪れ、預けられる。
一族の性質上、身体能力は元から高い。暗殺に関する心得があるため、結依と相性がよい。

暗殺術を心得ており、足音が立たない。暗器も使いこなし、ナイフなどの投擲も行える。
強化以外にも結界術の適性がそこそこあり、戦闘や索敵に上手く活用していく。

結依が前作で真華に用いたのと同じような内部破壊の体術を会得しており、強化のみの体術だけでもそこそこ戦える。


破砕の鉄槌(アイゼン・ファウスト) C+

ハンドグローブを模した武器。

その武器の性質上、リーチこそあらゆる武器の中でも最低ランクだが、
攻撃速度は他の追随を許さない。

剛の力・破(アクセル・ブレイク) B

練気を消費し、強力な拳の一撃を放つ能力。
至ってシンプルで単純だが、それゆえに場面を選ばない。

純粋な強化術の上位互換に位置するため、強化術以外使用不可などの制約を受けていても発動できる。


剛の力・斬(アクセル・ブレイド) B++

限界を突破し、拡張填加(アビリティプラス)の覚醒によって響が獲得した能力。

練気を消費し、手から巨大な練気の刃を出現させる。
超近距離攻撃ばかりの響にとっては嬉しい、リーチの長い攻撃。
初期状態でも近接武器が届かない位置から攻撃が可能になった代わりに、強化術ではなくなった。

なお、刃は投げられない。
最終更新:2017年06月11日 11:56