レイミィ・A・トリニトン

年齢不詳 153cm/50kg 一人称「アタシ」
出生日 血液型不明

日本では「酉似玲深(とりにれいみ)」と名乗る「賢者」のひとり。
本名が露呈することで増える厄介事を回避するために偽名を使っている。
数少ない治癒系の練気術を扱える術師で、その先駆けとも言える存在。ただし彼女といえど死者を生きかえらせることは出来ない。
あらゆる術理に精通した知識を持ち、彼女に扱えない術はないとまで言われる。

悠久とも言える年月を生きるが、外見は童顔の少女。治癒術の応用で外見を維持していると公言している。(詳しくは後述)

10年前に起きた桜田事件において偶然付近に居合わせていたために雷霞の討伐へと赴くが、事件を防ぐことも解決することも出来ず雷霞の左目に傷を負わせる程度に終わった。
これには協会側が彼女の制約解除に消極的であったことと、遥人と桃香を守りつつという条件下での戦いであったために全力を出しきれなかったことがかなり加味されている。

遥人と桃香が身寄りをなくしたことに責任を感じており、事件以降二人を引き取り親代わりかつ練気術の師匠となる。


性格は桃香といい勝負に大雑把。極度の面倒くさがり屋で、鍛錬においても手取り足取り教えるようなことはしない。
屋敷内の家事等についてもそのほとんどを結依たちに任せっきりにしている始末。

桜田一族の事件の責任を担う一環として、他人より若干強い力の制約を期限付きで受けている。(ただし、事件自体に関しては誰かが何か責任を追わねば賢者内で示しがつかないというだけであり、実際事件はレイミィが到着した時点では解決不可能な時点まで事が進んでおり、あまりに遅すぎた。)

パワー  B+
練気   EX
スピード A

彼女のパワーやスピードは練気による部分が大きい。

円舞の鉄扇(ノウブル) B-
豪華な文様を刻む二つで一つの鉄扇。
武器でありながら常時召還し、扇子として使うことも多い。
リーチは非常に短い。鍛錬時代に桃香と遥人を苦しめた。

悠久の栄光(アンフィニグロワール) B+ 解放後S-
レイミィが所持する2つ目の武器。柄に鎖を纏う両刃の剣。扱いには卓越した技術を要する。
本来のリーチは槍にも匹敵するが、レイミィの身長に合わせて調整されている。
通常召還では柄に鎖を纏い、全体的に暗い配色であり非常に重い。制約を解除された場合真の力を解放する。

悠久の円環(ウンエントリヒ・シックザール) EX
異常なまでの老化遅延、高速回復治癒能力。実際は不老不死に近い。
彼女の外見を維持するのもこの能力が影響している。治癒術の応用で維持しているというのは嘘である。
昔は年を追うごとに人間らしく外見をわざわざ作り変えていたが、長い時の中で面倒になり今の外見で固定されるようになった。

いつ死が訪れるかは彼女自身わかっていない。
時間はかかるが、頭部破裂や胴体まるごと吹き飛ばされるというわけでもなければ、致命傷でも治癒の範疇となる。
本人の意思とは関係なく常に発動している。
最終更新:2017年06月10日 19:07