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矢上爽一郎設定文2
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こんにちは。はじめまして!私は最近、矢上爽一郎様のお屋敷でメイドとして働かせていただく事になったチョコです。
え?チョコ?私の名前ですよ。土場の国民は皆こんな感じの名前です。メンタイ、サラミ、コンポタ・・・
え?チョコ?私の名前ですよ。土場の国民は皆こんな感じの名前です。メンタイ、サラミ、コンポタ・・・
で、私の名前はどうでもいいんですが、なんか土場の王様から「みつめい」とひらがなで書かれたお手紙が届いて、内容はお駄賃あげるから、ご主人様である矢上爽一郎様のレポートを書く様に。のこと。
レポートといっても、私はまだこちらで働きだして日が浅いし、ご主人様とお話させていただいたのは、メイドとして働くようになった日にメイド長さんに連れられて、ご挨拶に行った時くらい。しかも、話と言ってもご挨拶してそのお返事をもらっただけで、会話にすらろくになってない…
こんなんでまともなレポートなんて書けるのか良くわかりませんが、とりあえず王様からの「みつめい」なので頑張ります!
まず、ご主人様のお屋敷はハイマイル区画にあります。立派なお屋敷です。
で、ご主人様は世界貴族で帝國軍に籍を置いていらっしゃいます。あ。トレーダーと言うお仕事もしているみたいです。
で、ご主人様は世界貴族で帝國軍に籍を置いていらっしゃいます。あ。トレーダーと言うお仕事もしているみたいです。
ご主人様はとても働き者で、朝早くから夜遅くまでお仕事をしているようです。
ご主人様のお世話は執事さんかメイド長さんがなさるので、お仕事してるところを見たことはありませんが、お屋敷にいる時はいつも執務室に篭りっきりです。
ご主人様のお世話は執事さんかメイド長さんがなさるので、お仕事してるところを見たことはありませんが、お屋敷にいる時はいつも執務室に篭りっきりです。
ああ、後、私が目撃した訳ではありませんが、先輩メイドのコニー先輩から聞いた話では、恋人がいるらしいです。
なんでも先輩がお使いで外に出た時、偶然ご主人様が女性と2人っきりで楽しそうにデートしてるのを目撃したそうです。
お相手の女性は肌や髪の色から北国人みたい。あと、髪の色が私とよく似てるらしいです。光の加減で白い髪がピンクがかって見える…ああ、そうか…初めてご主人様とお会いした時、私の髪を見てたのは珍しいからでなく、想い人の髪の色に似てたからかな?
なんでも先輩がお使いで外に出た時、偶然ご主人様が女性と2人っきりで楽しそうにデートしてるのを目撃したそうです。
お相手の女性は肌や髪の色から北国人みたい。あと、髪の色が私とよく似てるらしいです。光の加減で白い髪がピンクがかって見える…ああ、そうか…初めてご主人様とお会いした時、私の髪を見てたのは珍しいからでなく、想い人の髪の色に似てたからかな?
で、先輩はお使いをほったらかして、そのまま奥様戦隊を開始したそうです。
ご主人様達はハイマイルの宝飾品店の前で少しお話しから、そのままヨットハーバーの方に移動して、軍港を指差して何か話してたそうですが、突然、ご主人様が大爆笑したそうです。
これは未だに信じられません…
ご主人様の笑顔なんてほとんど見たことにないです。
何時も大体難しいお顔してらっしゃるのに…大爆笑なんて。
それからもっとビックリしたのは、大爆笑した直ぐ後に彼女さんに近寄って、じーっと彼女さんの顔を見つめたそうです。
先輩が言うには、最初彼女さんも不思議そうな顔して、ご主人様を見つめ返していたそうですが、暫くして下を向いてしまったそうです。
ご主人様達はハイマイルの宝飾品店の前で少しお話しから、そのままヨットハーバーの方に移動して、軍港を指差して何か話してたそうですが、突然、ご主人様が大爆笑したそうです。
これは未だに信じられません…
ご主人様の笑顔なんてほとんど見たことにないです。
何時も大体難しいお顔してらっしゃるのに…大爆笑なんて。
それからもっとビックリしたのは、大爆笑した直ぐ後に彼女さんに近寄って、じーっと彼女さんの顔を見つめたそうです。
先輩が言うには、最初彼女さんも不思議そうな顔して、ご主人様を見つめ返していたそうですが、暫くして下を向いてしまったそうです。
そしたらなんと!ご主人様は指で彼女さんの顎を指で上げてそのままキ・・キスしたそうです。
さすがに先輩もビックリしたそうです。だって、場所はヨットハーバーですよ!それなりに人だってあちこちにいるんです。周りの人も遠巻きに見てたそうですよ。
ご主人様…大胆だなぁ…
さすがに先輩もビックリしたそうです。だって、場所はヨットハーバーですよ!それなりに人だってあちこちにいるんです。周りの人も遠巻きに見てたそうですよ。
ご主人様…大胆だなぁ…
で、その日からご主人様は名前を変えたそうです。「ソウイチロー・ヤガミ」ではなく「矢上爽一郎」と名乗るようになったそうです。
ちなみに奥様戦隊してた先輩は、奥様戦隊開始して直ぐにご主人様に気が付かれていた様で、後でこってりメイド長さんを通じて絞られたそうです。
まぁ、絞られる前にお屋敷中にご主人様デート事件を広めたので、仕方ないと言えば仕方ないかもしれませんが。自業自得?
まぁ、絞られる前にお屋敷中にご主人様デート事件を広めたので、仕方ないと言えば仕方ないかもしれませんが。自業自得?
それでここからは今日あったお話をしたいと思います。
今日の午後、お屋敷のお庭でご主人様をお見かけしました。
私は庭師さんに御用があったので、お庭でお花のお世話をしている庭師さんの所に向かう途中でした。
今日の午後、お屋敷のお庭でご主人様をお見かけしました。
私は庭師さんに御用があったので、お庭でお花のお世話をしている庭師さんの所に向かう途中でした。
お庭は広く、庭師さんを探してうろうろしていると、遠くの方で声が聞こえました。
反射的に声のした方を見てみると、声の主はご主人様。
反射的に声のした方を見てみると、声の主はご主人様。
私を見たご主人様は何か複雑な表情をしていらして、声をかけるのは少し抵抗がありましたが、御用があるのかとお尋ねしたところ
「いや、なんでもない」
そう言って私の向かっている方向とは逆の方に歩かれて行かれました。
「いや、なんでもない」
そう言って私の向かっている方向とは逆の方に歩かれて行かれました。
いったいなんだったんだろう?
気にはなりましたが、庭師さんを探している途中でもありましたので、そのまま庭師さんを探す事にしたのですが、暫く探していると風に乗って小さな歌声が聞こえてきました。
「どこかの誰かの未来のために 地に希望を 天に夢を取り戻そう われは そう 戦いを終らせるために来た…」
ご主人様の声でした。
とても綺麗な歌声で思わず聞き入ってしまいました。
とても綺麗な歌声で思わず聞き入ってしまいました。
そして、今。
ご主人様は戦場に赴きました。
詳しい事情は教えていただけませんでしたが、戦地に赴くご主人様の横顔はとても凛々しく、なんとなく昼間聞いたあの歌の通り、ご主人様は戦いを終わらせる為に行くのだと思いました。
ご主人様は戦場に赴きました。
詳しい事情は教えていただけませんでしたが、戦地に赴くご主人様の横顔はとても凛々しく、なんとなく昼間聞いたあの歌の通り、ご主人様は戦いを終わらせる為に行くのだと思いました。
とりあえず、レポートはこんな感じで良いのかな?
これ以降のレポートはご主人様が帰ってきてくれないとできないし…
うん。これでいいよね。
早くご主人様帰ってこないかなー。
レポートは出せば出すだけお駄賃もらえるし、続きが書きたいです。
大体帰ってきてくれないと、やっと見つけた就職先なのに失業しちゃいます。
これ以降のレポートはご主人様が帰ってきてくれないとできないし…
うん。これでいいよね。
早くご主人様帰ってこないかなー。
レポートは出せば出すだけお駄賃もらえるし、続きが書きたいです。
大体帰ってきてくれないと、やっと見つけた就職先なのに失業しちゃいます。
しかしチョコは王様からのお駄賃が「土場名物うまー棒詰め合わせ」である事をまだ知らなかったのである。
(SS:矢上麗華@土場藩国・挿絵:フリー素材)