※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。



矢上爽一郎 設定文 能力
  • 改名前の名はソウイチロー・ヤガミ(2256)  現在の愛称は「さわやかさん」
  • 誠実の絢爛舞踏・オーマネームは青にして灰白
  • 愛用の銃は白式自動拳銃。イルカのストラップつき。250年近く使っている
  • 誕生日12月24日・身長175cm・体重65.7kg
  • 好きな食べ物:紅茶、酒(日本酒)、海老、玉子焼き、鮭、蕎麦、家庭料理
  • 嫌いな食べ物:和菓子、ブロッコリー、ピーマン、パセリ
  • 実は猫より犬が好き
矢上麗華 設定文 能力
  • 改名前の名は華
  • 土場藩国所属。
  • 個人事業で アイテム図鑑 を運営
  • 誕生日8月29日・身長155cm・体重ヒミツ
  • 爽一郎さんからのプレゼントの 銀のスプーン をいつも身に付けてる
(イラスト:アポロ・M・シバムラ@玄霧藩国さん)

【出会いから現在までの記録】


2006/01/01 出会い。

特別ゲーム Aの魔法陣による新年会
ハノイ空港にて爽一郎さんに新年の挨拶と差し入れをする。

 来るかどうかもわからない人の為に早起きして三段のおせちを作った。がんばった。結構豪華。だし巻き卵なんか気合入りまくりである。
 来るかどうかもわからない人の為によく漬かった形の整った梅干を厳選して壺に詰め木箱に収めた。
 来るかどうかもわからない人の為に着るつもりのなかった着物をひっぱり出した。鮮やかな藍色の振袖を。
 
 華はベトナム、ハノイの空港に一人風呂敷包みを抱えて立っている。鮮やかな藍色の振袖を着て。目立ちまくりでも気にしない。人を待っている。来るかどうかわからない人を。
 新年の挨拶と差し入れをするために。
 
 そしてもしあの人が来たのなら、誰よりも早くあの人の下へ行ってこう言うの。
 
 「あけましておめでとうございます。初めましてかな?華と申します。沢山いた舞踏子の一人です。儀式魔術大絢爛舞踏祭では歌い手として参加しておりました。
 ”長い夜が 昼を分けるのは”
 ”人の心が 二つあるため”ってね。
 今日は新年のご挨拶と差し入れをお渡ししたくて貴方に逢いに来ました。お口に合うと良いのですが、おせちと梅干です。京風薄味。だし巻き卵は自信作です。(あまりない胸をはってエバリ)梅干も私が漬けました。着色料なんて使ってません。これも自信作です。(さらにあまりない胸をはってエバリ)
 今はこれが私に出来る精一杯です。でも、いつか、いつか必ず世界を超えて貴方の所へたどり着いてみせます。
 もう子供じゃないけど貴方の作ったゲームを遊びたいから。その日が一日でも速く来るように。いつか必ず貴方の元へ・・・」
 
 満面の笑顔でこう言うの。
#爽一郎さんは大変珍しく曇りのない、人が悪そうに見えない笑顔を浮かべると、待っていますと言ってくれました。


2006/11/02 再会。

掲示板ゲーム ヤガミの帰還(掲示板ゲーム・レベルキュート)
知恵者に仕返し

ヤガミさんが優しい・・・
うちのヤガミさんはハノイ空港で出会った時からいつも優しいけど、いつも以上に優しくし てくれる・・・
それがとても辛い・・・
彼の役に立てなかったから・・・・
役に立つどころか私は・・・

だから私はヤガミさんと話しをすることにした・・・

「ヤガミさん、ごめんなさい・・・・出張から帰ってきた時、ボディがなくなってたのは私のせいなんです・・・貴方の・・・その、葬儀の時、貴方の頭脳部分を・・・知恵者は惜しい奴をなくしたとか言って頭脳部分をハンマ-で叩いて楽器にしてたから、つい・・・全開で知恵者の首をしめて・・・それで気絶した拍子に知恵者は自爆スイッチを押して・・・頭脳ブロックは白煙をあげたあと爆発・・・・」
「うっ・・・・私は貴方に優しくして貰う資格なんかないんです。本当に私はなにやってるんだろう・・貴方の役に立ちたくて貴方の作るゲ-ムがしたくてここまで来たのに全然役にたってない・・・」

深くうつむき、しょんぼりする。でもそれはホンの一瞬だけだった。
いきなりガバチョッっと顔を上げて

「でも!でも!このままでは終わりません!私は私の意志でやりたいことをするためにここにいるんです!たとえ今、役に立たなくても!ええ!このままでは終わらせません!必ずや知恵者に仕返しを!!」

いつの間にか方向性がずれている。しかもよくみると彼女の手には【油性マジック】が握られている。

「フフフ・・・これで知恵者のおでことほっぺとお腹に・・・フフフ・・」

どうやらとてもレベルの低い仕返しを考えているようである(笑)

「見ていて下さい!これ(マジック)で必ずや知恵者に仕返しを!!」

華はヤガミにそう高らかに宣言した。
#私が部屋の外に飛び出すと、知恵者はまるで世界の創造者のように優しく微笑んで見せました。輝くように。
知恵者は両手を伸ばしてそれぞれの指の間からマジックペンを出現させました。

「来るがいい。そなたの全身に忘れられない跡を残してやろう」

親父ギャグを言った瞬間に爽一郎さんは私を後ろから片手で抱いて知恵者に飛び蹴り決めて走っていきました。
私はさらわれてしまいました。

それから爽一郎さんは走りながら何も言わずに私を抱きしめてくれました。


2007/11/02 小笠原での再会。

小笠原ゲーム ヤガミと散歩:1時間目2時間目
#ハノイ空港での出会いから2年近くかかってようやくゆっくりお会いできる時間が出来ました。
爽一郎さんはハノイ空港のこと忘れてたかもしれなかったけど、それでも嬉しかった。
2人で散歩して、海岸で追いかけっこして凄く楽しい時間を過ごせました。
あと、他にも「ヤガミ」がいるとお話した時、いい話だ。そう言ってくれたことが凄く嬉しかったです。


2007/11/29 公園でランチ。

小笠原ゲーム ヤガミと……:1時間目2時間目
#爽一郎さんにお会いする前に偶然知恵者に会う。
知恵者は露店を開いていて、うっかり呪いのアイテム 死の首飾り を購入してしまう。
知恵者も呪いのアイテムだって教えてくれたらいいのに…
爽一郎さんが受け取ってくれなくてよかった。危なかった…私が呪われるのは別に構わないけど、爽一郎さんが呪われるのは耐えられないから。
この日は少しだけ、爽一郎さんとすれ違いがあったけど、一緒に公園に行って私が作ってきたランチを食べました。
あーん・・・してくれるとは夢にも思ってなくて、凄く嬉しかったです。


2007/12/25 クリスマス。

小笠原ゲーム クリスマス
#爽一郎さんのお誕生日をお祝いしました。
爽一郎さんから 銀のスプーン 頂きました。
クリスマスプレゼントいただけるなんて思ってなかったのでとても感激しました。
この日から私の首にはいつもこのアクセサリーが輝いています。
プレゼントの事もそうですが、この日は大変思い深い日となりました。
爽一郎さんは高級ホテルに予約を取っておいてくれて、そこでお食事。
最初は少し不機嫌だった爽一郎さんでしたが最後には「好きだ」と言ってくれました。
少し大変な一日でしたが、最高のクリスマスでした。



2008/01/09 宴会。

小笠原ゲーム 知恵者の物語
#大変な一日でした…
私の名前が「華」から「麗華」になった日でもあります…

リプレイSS

このSSは小笠原ゲーム「知恵者の物語」の1部を元に執筆しています。



 新年早々何を思ったのか、私、土場藩国の華は天領の春の区画で新年会というか花見というか、とりあえず宴会でもしようかと思い立ち、思い立ったが吉日と、その日の内に宴会場所の確保やら飲み物(主にアルコール)の手配をすませ、宴会当日は、宴会は午後からにも拘らず朝早くから料理を作った。

 朝早くから料理を作り、午後の宴会までの時間の余裕を作ったのにはちゃんと訳がある。
 宴会参加者に問題があるからである。
 当初、宴会参加者は、ヤガミさん、青の厚志さん、芝村舞ちゃん、そして知恵者。
 このメンバーを予定していたのだが、青さんと舞ちゃんは都合がつかず、結局参加者は私とヤガミさんと知恵者だけ・・・

 ヤガミさんと知恵者・・・
 この組み合わせは、なにか非常にヤバイ気がする。

 そういう訳で私は宴会前にヤガミさんに会い、とりあえず説得?を試みようと午前中の内にヤガミさんに会いに出かけたのだけど、持参している宴会用の料理やら飲み物が重いため、とりあえず先に宴会場所に荷物だけを置きに行ったら・・・・

 いた・・・いたのである。ヤガミさんと知恵者が桜の花が満開の木の下ですでに宴会を始めていたのである。

 しかも恐ろしい事に和やかに酒を酌み交わしていたりもする。

 呆然とその光景を見ていた私に二人は気付き手を振っている。
 おそるおそる近づくと「おお、早かったな」と言われた。
 違う。貴方達が早すぎなんです。まだ午前中ですよ。宴会は午後からだったはず。

 しかし、場は和やかで私の心配は杞憂に終わり、気を取り直して持参した料理などを広げながら、ヤガミさんたちの会話に耳を傾ける。

 知恵者の言葉に敬語で答えるヤガミさん。
 ああ、やっぱり知恵者が何者なのか知ってたのかと、心の中で嬉しく思う。

 仲良くしている2人を見るのは嬉しい。いつもこうだといいのに。そう思いながら頑張って作ってきた、だし巻き卵をヤガミさんに勧めてみる。

 一口食べてくれて褒めてくれた。
「美味いな。いい奥さんになれるんじゃないか」
 彼の言葉に笑いながら知恵者が茶々を入れる。
「わははは。何だヤガミ。そなた結婚するつもりか」

 む。まずい。知恵者がヤガミさんをからかい始めた。
 私は慌ててフォローを入れる。
「ありがとー。貴方に褒めて貰えるのが一番嬉しいな。さて、宴会といえば余興なんだけど…歌でも歌う?あ。でも私、お話が聞きたい。知恵者、よかったらお話聞かせて。ずっと聞きたかったお話があるの。未来の護り手の物語」
 そう言って私は長い尻尾をパタパタ振りつつ、じーっと知恵者を見て、目でおねだりしてみる。
「未来の護り手なら、すでにいる。だから、新たに話す必要はあるまい」
「えー。いるのは知ってるよ?でも聞きたい~」
 頑張って食い下がってお話をねだってみる。

 根負けしたのか知恵者は微笑むと、代わりの話ならきけようと言い、春の空を見上げ、謡うように話し始めた。

 それは雪の舞うころの話だ。一人の男が死のうとしていた
 男は優秀でな。特に中規模の組織運用では天才だった  

 静かにお酒を飲むヤガミさんの肩に私はそっと頭を預け話しに聞き入る。


 男は、死ぬ前に、一つの願いをよせた
 男は自分のファンが悲しむのを恐れていたのだ

 私は気付く。この話が誰の話なのか。私自身がその男のファンだったのだから・・・いまだ静かにお酒を口にしてるヤガミさんの手をそっと握り、知恵者の言葉に耳を傾ける。

 その男は、自分が愛されていたのを知っていた。誠実な男だった。悲しいほどに
 誠実ゆえに好かれ、誠実ゆえに死が避けられないときに、そこから被害を減らそうとした

 そして知恵者はこう言った。
 そこで我は魔術をつかい、死を隠した

 私は問う。答えは分かっていたけれど。
 それでも問わずにはいられなかった。
「それで・・・どうなったの?」

 知恵者は答える。
そなたの隣にいる

 分かっていた答え。私は、無言のままのヤガミさんの顔を見る。

「俺は一度も貴方から褒められたことはありませんでしたよ」
「だが我の後を継いだのはそなただった。他の誰でもない。ソウイチロー・ヤガミ」

 二人の様子を何も言わずに、いや、何も言えずに見る。彼の手は握ったままで。

 長い沈黙。そして激昂するヤガミさん。
「ずるいぞ、いや、ずるいですよ。なんでいまさら!」
「いや、ちゃんと伝えてはいる。そなたを移植した後での話だがな。だからこれは、2度目の話だ」

 彼の手を握ったまま私はかける言葉さえ見つけられずに彼をみる。

 私の視線に気付いたのか、彼は私を見たあと冷静さを取り戻し、至極冷静に言葉をつむぐ。
「今更ほめられても、部下には戻りませんよ」
「われこそ願い下げだ。そなたの相手をすると疲れる」
 知恵者は私の顔を見ながらさらに言葉を続ける。
「そなたの相手は女でよかろう」

 む。男尊女卑ですか。女なめると怖いですよ。
 そのくらいは言い返してやろうと思ったけど、口からこぼれた言葉は全く別の言葉だった…
「私では…ダメなのかな・・?」
 気が付いたら強く彼の手を握り締め、そんな問いかけをしてしまっていた。
「お前がいやだって俺が一度でもいったか?」
「いいえ。そんなことない。きっとイヤだって言っても私は貴方の元に・・・」
 思わず知恵者がいるのも忘れて、目を潤ませて答える。

 顔を赤らめるヤガミさん。知恵者は私達を見ながら面白そうにお酒を飲んでいる。
 知恵者の視線に気付き、知恵者を見る彼。

 一瞬の沈黙後

「これも罠か!」
 ヤガミさんはそう言って酒瓶を投げつける。
「わははは」
 知恵者は笑いながら酒瓶をひょいと避け、そして消えた。

 そして彼は肩で息をしながら、こう呟いてバタリと倒れたのです。

「やられた」

 その様子を黙って見ていた私は知恵者に感謝してよいのか、それとも怒った方が良いのか複雑な気分に浸りながら彼の介抱を始めるのでした。                      

(イラスト:アポロ・M・シバムラ@玄霧藩国さん・SS:矢上麗華@土場藩国(というより半分芝村さんの作品かもしれません…))    


続きは 次のページ