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T16と私

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T16と私  00-00526-01:瀬戸口まつり



やっと再びの春が巡ってきたのかなあと感じています。


4月初旬に始まり12月初旬に終わったT16。思い返せば浮かんでくるのは家庭のことばかり。

家族3人で穏やかに話せるようになったものの、開いてしまった距離を詰めるのが怖くて、
いや詰めようとして何だこいつと思われたり、拒絶されたらどうしよう、
それが怖くて話も動きもぎこちなかったT15終わりの生活ゲーム。

どうやったら個人ACEに前のように受け入れてもらえるのだろう、とあれこれ考え、
勝手に一人で決めないようになんでも相談するように、と心がけて
つねに家族に関わるようにr:を出してきました。(数えてみたら8ヶ月で11回…)
でも何か足りない。久しぶりの生活ゲームでデートに行ってもまだ何かちょっと遠くてぎこちない。
別に拒絶されたりしないんだけど。
笑ってくれてるし。うーん。

ずっと、まだだめなのか、あと何が足りないんだろうって考えていたんですけど、ある日ふと。
気がついた、というか、思いました。
同じ家にいてくれて、仕事頑張ってきますと言えばさりげなく手助けをしてくれて、
愛してるといえばわかってるって頷いてくれる。
何が足りないって?
足りなかったのは私の側が手をつなぐ距離に踏み込む勇気なんじゃない? と。


まあ、そんな感じで。
一歩踏み出して、私が笑うと家族も笑ってくれるんだなと思えるようになり。
生活ゲームの機会はやや間遠ですけど、それでも自分の半身はNWでいつも家族の傍にいるなあと
実感できるようになりました。
妙な焦りが消えた気がしています。
といってもまだまだこれからも、ぎゃーって叫ぶこともあるとは思いますけど。
とりあえず落ち着いて振り返りができるくらいにはなりました。
ここまでたくさんお世話になった方々に感謝しています。

T16をまるまるかけて、実感できたのは再びの春のぬくもり、でした。


(本文764文字)
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