「暗躍組織:2日目「諸君、私は水銀燈が好きだ」」

昨日は痴漢されたためかいつもより私は周りをよく見るようになった
今のところ痴漢には逢ってない

その頃

???「諸君、私は水銀燈が好きだ、諸君 私は水銀燈が大好きだ

赤い瞳が好きだ
銀色の美しい髪が好きだ
美しいシンメトリーの顔が好きだ
大きく美しい乳房が好きだ
美しいラインの体が好きだ
美しく優しい手が好きだ
むっちりとした足が好きだ
人を誘うかのような唇が好きだ
美しい声が好きだ

平原で 街道で
塹壕で 草原で
凍土で 砂漠で
海上で 空中で
泥中で 湿原で


この地上で行われるありとあらゆる場所の水銀燈が大好きだ

赤い瞳をならべた顔が輝くのが好きだ
こちらをふと見た時の顔など心がおどる

水銀燈を狙う輩に制裁を下すのが好きだ
悲鳴を上げる犯罪者の痴漢行為を鈍器でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった

意志をそろえた党員の横隊が敵を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の犯罪者が既に息絶えた悪意を何度も何度も後悔している様など感動すら覚える

敗北主義の犯罪者達を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ犯罪者が私の振り下ろした手の平とともに金切り声を上げる党員にばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

哀れな抵抗者達が雑多な小火器で健気にも立ち上がってきたのを党員が悪意ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

水銀燈の瞳に滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった水銀燈が蹂躙され痴漢されていく様はとてもとても悲しいものだ

水銀燈の豊胸に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
水銀燈に追いまわされ奴隷のように地べたを這い回されるのは屈辱の極みだ


諸君 私は水銀燈防衛を完璧な防衛を望んでいる
諸君 私に付き従う水銀党諸君
君達は一体何を望んでいる?

更なる水銀燈を望むか?
情け容赦のない笑顔の水銀燈を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を叩き潰す嵐の様な防衛を望むか?


『水銀燈! 水銀燈! 水銀燈!』


よろしい ならば防衛だ


我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けてきた我々にただの防衛ではもはや足りない!!

大防衛を!!
一心不乱の大防衛を!!


我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人の吸血鬼の戦闘団で
世界を萌やし尽くしてやる

「水銀党本部より水銀党支部へ」
目標商店街!!

第二次防衛作戦 状況を開始せよ」


ここら辺で戻って

-学校

水「へくしょん!」
水「むずむず・・・」
J「風邪引いたのか?」
水「多分・・・・・(誰か噂してるのかなぁ?」
真紅「水銀燈、ちゃんと帰ったら寝るのよ」
水「わかってるよ」
翠「いつも威張ってるバチがあたったですぅ」
J「(汗」

今日はとりあえず風邪だけで済んだ

続く

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最終更新:2006年12月24日 18:48