曲線レールと直線レール

直線レールの長さを1とした場合、曲線は半径1の円周上を45度すすむ形をしています。





曲線レールを2本ずつ、90度曲がるものとして組んだ際にはあまり問題は発生しませんが、曲線を異なる向きに2本並べると割り切れない数字が現れてきます。

曲線2本分の長さは \sqrt{2} つまり、直線レール約1.4本分のながさとなります。
また、横には、2-\sqrt{2}だけずれます。

短いスパンではこのような中途半端な隙間が出てきます。

解消する方法は三つ、1つは他の場所にも同じような1.4本分の長さを使う。あるいは、斜め部分に直線などを使って、長さを調整する。
もう一つは、いくつか繰り返すことによって、.0あるいは、.25、.5、.75の数字を導きだすことです。写真は、いくつか繰り返した例です。曲線レールを12本組み合わせています。

曲線部分の長さ(6\sqrt{2}=8.48)と直線ルート8本と1/2レール1本の長さ(8.5)とほぼ等しくなり接続が可能となります。
最終更新:2011年06月23日 19:31