動きを確認します。
複線ターンアウトで入れ替えを行なうためにはCのポイントの方向をそろえておく必要があります。
Cが直進の場合
上り列車は、A-B-C-D-C-B-F-A
下り列車は、E-C-D-C-E
と出発したところにもどり上下線が入れ替わります。

Cが左折の場合
上り列車は、A-B-C-D-C-E
下り列車は、E-C-D-C-B-F-A
とレイアウトを一周して上下線は入れ替わりません。

それぞれ、D-Cを列車が通過した時点でポイントが動き、Cのポイントでの直進と左折を繰り返します。
これは、[自動のりかえ駅上下入れ替え]と同じ動きです。

注意する点は、1.ポイントDで列車が接触しないこと、2.複線ターンアウトのループに同時に2列車が入ることの2点です。
これらの条件を満たさないと列車が衝突してしまいます。

ポイントDでの接触を防ぐために、AC>ECとしています。
2つの列車の速度をV1、V2(V1<=V2)とした場合、AC/V2≠EC/V1である必要があります。

ループに同時に進入しているためには、
ECDC/V2<AC/V1である必要があります。

このため入れ替え運転を成立させるためには列車の速度差をあまり大きくできません。

最終更新:2011年01月13日 01:10