複線ターンアウトポイントを使って、ポイントが列車走行により自動で切り替わる動きをさせられないか、を検討した結果、複線ポイントと単線複線ポイントを用いたこのレイアウトにたどり着いた。
複線ターンアウトを使った折り返しに複線ポイントを使わない場合は、例えば上の折り返しで、右車線から折り返しに進入した列車は必ず左車線から帰ってくるため、一度ポイントが固定されるとそれ以降に列車の通過によりポイントが動くことはない。
ここで複線ポイントを組み込むと、直進した場合は同じ車線、左折した場合は異なる車線に帰ってくるため、列車の通過によりポイントが振幅することになる。

単線に一度絞るのはなぜか?折り返しから出た列車が同じ車線に帰ってくる場合は、ポイントは振幅を続けるが、単線・複線ポイントを使わずにつなげた場合は、ポイントが特定の配置になった場合はポイントは固定されてしまうためである。



スプリングポイントなどの細工をしない限り、ポイントのメモリー効果によって、直近に走った方向と逆方向に走行します。
最終更新:2009年08月19日 23:15