ジム改


RGM-79C 本体重量-41.2t 頭頂高-18.0m 出力-1,250kW 総推力-57,480kg
一年戦争末期に量産試作機が完成し、数機がア・バオア・クー戦に投入された。
0083年に連邦軍主力MSとして運用され、ジムⅡの登場まで主力機を務めた。
武装は信頼性の高い実体弾構成でビーム系武装を持っている機体は少ない。

初期ステータス

チューンpt 8397 スラスター出力 16/24
HP 1400/2400 スラスター速度 28/48
実弾防御 6/20 レーダー性能 27/34
ビーム防御 8/20 バランサー 14/25
機動性 13/23 旋回速度 21/37

特殊事項
制限事項 宇宙専用
SPAタイプ 一斉射撃

兵装ステータス

威力・耐久 属性 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主1 ブルパップMG 66/72/90 SOLID - - 9/37 23/32 100-108-135
主2 Hバズーカ 500/570/760 SOLID 10/25 1-1-2 5/37 9/32 6-7-10
副 頭部バルカン 24/28/36 SOLID - - 12/37 5/32 32-36-45
格 ビームサーベル 310/379/600 - 8/32 - - - -
シールド 630/1380/3000 - - - - - -

機体特徴

宇宙戦用のジム改。
地上用のそれとは適応領域が違うだけで、武装に関しては大差はない。
"改"とつくから全てのスペックがジムを上回っていると思いきや部分的に劣っている。
更に実体弾構成の武装でビーム兵器を持たず攻撃力は低下している。
同じ宇宙専用ならば、一年戦争のジムコマンド(S)の方がビームガンがあり遥かに強い。

限界突破後は、地上用よりバズーカが強力になるため、完全にバズーカをメインに据えた戦い方が出来る。
地上やブースト三段格闘の吹き飛ばし時に、バズーカをキャンセルして撃てばなかなか戦える。

射撃

●主1 ブルパップマシンガン (MAX=90)
ジムコマンド宇宙戦仕様ザクⅡと同レベル。
前作よりも強い・・・が、所詮はマシンガン。
バズーカが強いので、切り替える必要は無い。

●主2 ハイパーバズーカ (MAX=760)
この機体の切り札にしてメイン兵器。
地上用よりも強力。こちらは射撃寄り、ということか。
バズーカ全般に言えることだが予測射撃を活用し、適正な距離から放つことでかなり当てやすくなる。
距離500前後からの雑魚相手に狙撃したり、格闘三段目をキャンセルしてチャージで追い討ちしたり。

●副 ヘッドバルカン (MAX=36)
小威力で連射の効く弾をばら撒く。牽制や止めの削り、リロード時のお供などに活用。
決定打にはならないが、有効に活用できると隙を減らせる。
今作、マシンガン系の有効度が総じて高いため、メインのマシンガンと併せて馬鹿には出来ないかもしれない。

格闘

●ビームサーベル (MAX=600)
袈裟切り、なぎ払い(返して左から)、突き込み。
三段攻撃で、モーションが早く当てやすい。
ちなみにジム改(砂漠戦仕様)とはモーションが違う。
威力は微妙だが、ジム・カスタムジム・クゥエル同威力。
キャンセルバズーカと併せればなかなか戦える。

SPA

●一斉射撃
微妙。
威力も効果時間も。隙を見ての急襲、粘った末の緊急回避くらいか。
実際バズーカも連射なので、計算上はそこそこ強いのだが、
そのバズーカのせいでダウンしてしまうため、MS戦では役立たずに…。

・・・が、実はそのダウンを利用しての、面白い活用が出来る。
パッシブスキルを冷酷にするだけなのだが、これが思いの外強烈。
2、3発目でダウンしてからが本領。
ダウン時の威力が二倍になるため、無敵時間になるまでのコンマ数秒で演習機体が4~5割削れる。
これに最初の数発の、1~2割も併せて恐ろしい威力に…。

出自・劇中での活躍

OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する機体。

クリーム色・青の配色の機体がオーストラリア・トリントン基地にて教官機として運用され、サウス・バニングが搭乗し実戦にも参加した。
奪還任務の際にジオン残党軍のザメルと交戦し、機体を大破させられながらもこれを撃破した。
また、宇宙軍には白・赤の配色の機体が配備され大規模なモビルスーツ部隊を成していた。
MS IGLOOでも、ア・バオア・クーの戦いに際し、同一と思われる機体が多数登場している。

最終更新:2009年05月24日 15:56