■ガンダムバトルシリーズ
●VSシリーズやガンダム戦記と大まかな操作性は似ている
●対戦ではなくソロプレイ重視な内容
●メインになるのは原作のストーリーになぞった数々のミッションをクリアしていくキャンペーンモード
●様々な条件を満たしていく事によって使用できるパイロット、MSが増えていく
●ゲージを消費する事によってダメージの多い大技スペシャルアタック(以下 SPA)が使用可能
●盾を持つ機体はガードしてなくても盾に当たった射撃(格闘攻撃は不可)を防ぐ事ができる
●最新作になるにつれて登場するMSの量が増え、最新作はガンダムのアクションゲームとしては過去最高レベルに多い。
■ガンダムバトルタクティクス(GBT)
本シリーズ1作目
ガンダム3Dアクションゲームの中では比較的に操作性も簡単で機体数も多かったが
スタッフ曰く「PSP初の作品で、しかも開発期間に余裕がなかった」と言うだけあって
2作目以降に比較すると粗さが目立つ内容で、ヤリコミ要素も少なかった
概要
●機体数 38体
舞台となる時代(戦争)
●一年戦争(地上ステージのみ)
参戦作品
●機動戦士ガンダム
●機動戦士ガンダム 劇場版
●機動戦士ガンダム 第08MS小隊
●機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争
●機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー (セガサターンソフト)
ゲームシステム
●主武装(飛び道具)は選択性、ミッション開始前に1~3個の武器から一つを選択し出撃する
●SPAは本作では無敵時間が無く、発動前は隙だらけで、一部のSPA以外は使い勝手が悪かった
●ロックオンシステムが前方の敵のみにしか対応してなかった、横や後ろにいる敵はザクやジムですら脅威になる
●フレンドファイアー上等・味方機に攻撃可能である「当たる」だけではなくダメージも通る
備考
■ガンダムバトルロワイヤル(GBR)
本シリーズ2作目
GBTの正当な続編だが革新的な追加要素により、ほぼ別作品のような進化をとげる
元々、機体数の多かった前作よりも更にMSが豊富になった
ヤリコミ要素も多くガンダムを知らないユーザーからの反響も含め、好評を得る
今作からスタッフのガンダム愛、マニアックな拘り、遊び心等が作品中ににじみ出てくる
概要
●機体数 80体(+42体追加)
●宇宙ステージ追加(重力の軽い地上ステージのような仕様)
●機体が強化できるようになった為、前作と違い(史実では)弱いMSを使う楽しみが増えた
●前作には無かったMA系の機体が追加された
舞台となる時代(戦争)
●一年戦争
●グリプス戦役 ※キリマンジャロの嵐まで(機動戦士Zガンダムの1/3程度の内容)
参戦作品
●機動戦士ガンダム
●機動戦士ガンダム 劇場版
●機動戦士ガンダム 第08MS小隊
●機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争
●機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー (セガサターンソフト)
●機動戦士ガンダム MSV (プラモデル)
●機動戦士Zガンダム
●ガンダムセンチネル
ゲームシステム
●オペレーター(ガンダム戦記の二人)が追加、寂しい戦場も賑やかになった
●チューンシステム追加、ミッション難易度・クリアランクに応じて得られる
チューンポイントを振り分ける事で機体を強化・改造できる
●主武装はミッション中に切り替え可能に
●SPAの使用中は無敵状態になった。
SPA全般的に使い勝手が向上し必殺技と呼ぶに相応しい攻撃手段となった
しかし、地上にいなければ使用できない。
●ゲージの使用方が豊富になり、ゲージを少量消費するチャージ格闘・射撃・ブーストと
全ゲージを使用して一定時間、無敵状態及び兵装を断続的に使えるハイパーモードが追加された
●ロックオンシステムが改善され、ターゲット切り替えが容易になった
●友軍機への攻撃は相変わらず当たるものの、ダメージは通らなくなった
●サブフライトシステム追加、一部のミッションのみ飛行ユニットが使用できる
●一部の機体のみだがビーム兵器を完全に無効にするIフィールドが追加された
モード開放
●時代制限解除
通常では年代ごとに使えるMSが決まっていたが、その制限を解除
●鹵獲モード
ランダムでミッション中に敵機に一機のみ「Capture」のマークが付く。
(一機もつかない場合もある)倒してミッションをクリアすると使用可能に
●限界突破
チューン値の使用限度ポイントと各ステータスの強化限度値を解禁
全MSが全てのステータスを最大値の99まで強化可能に
備考
●武器切り替え可能になったためザク等の主兵装バリエーションの豊富な機体は使い勝手が良くなった
●一部の作品を除き、他のガンダム3Dアクションゲームでは使えないトリモチ・ダミーバルーンが登場
●他のガンダム3Dアクションゲームでは参戦する事など有り得ないマニアックなMSが多数登場
●Gジェネ、他のガンダムゲーム作品等では接近戦用の武装を持たない機体でも
本シリーズでは仕様上、全てのMSが格闘能力を持っている
常識的に考えて、どう見ても接近戦のできないMSも(史実や設定を無視してでも)無理やり格闘攻撃をするため
中には開き直りとも思える荒唐無稽な格闘を披露するMSもあり、いい意味でのスタッフの
悪ふざけがユーザーには好評であった
特にサイコガンダムの格闘はユーザーの想像の斜め上をいった。VSシリーズの同機と一緒にしてはいけない
●ガンダム専門雑誌のパロディ漫画に登場する架空のMS(サク・サム)が、まさかの参戦
ユーザーの度肝を抜く、予想外の笑撃だった
■ガンダムバトルクロニクル(GBC)
待望の3作目
要望の多かったスターダストメモリーの参戦や前作はボリュームの薄かったZガンダムの補完等
友軍機システムやSFSを標準搭載、チューンシステムの改善による武器強化等
本シリーズのシステムを更に改良し完成させた作品
ユーザーの要望を反映させた改良点が多く、スタッフのやる気の高さを伺える
概要
●機体数 148体(+68体追加)
●オペレーター3人追加(MS戦線0079・クライマックスUC)
●ゲスト参戦でZZ、逆襲のシャアの一部のパイロット、MSが使用可能
●パスワードによるミッション配信追加、パスワードはネットや雑誌の誌面等で公開された
●名前のみのパイロットが大量に追加、ミッション中にMSの横に表記される
●空中での格闘が強化され、多段HITするようになった
●新ステージの水中が追加
舞台となる時代(戦争)
●一年戦争
●デラーズ紛争
●グリプス戦役
参戦作品
●機動戦士ガンダム
●機動戦士ガンダム 劇場版
●機動戦士ガンダム 第08MS小隊
●機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争
●機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー (セガサターンソフト)
●機動戦士ガンダム MSV (プラモデル)
●機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー
●機動戦士Zガンダム
●ガンダムセンチネル
ゲスト参戦
●機動戦士ガンダム ZZ
●機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
ゲームシステム
●チャージ格闘、チャージ射撃が空中で使用可能に。より戦闘に自由度が増す
●チューンシステムの改良により武器毎に強化可能に。
●僚機システム追加、僚機とそのパイロットを選択し出撃可能
(一緒に出撃できるのは一機のみ、ガンダム戦記のような3機編成ではない)
●数々のモード開放を追加、最終的には地形適正を無視したMSの出撃も可能に
●不公平感のあった機体毎の武装の偏りや同系統機体の似通った武装を調整、
よりMSごとの個性が強調された
●一部のMSのSPA(主に使い勝手の悪いSPA)の変更
●前作ではビーム射撃に対して完全無敵であったIフィールドだったが
今作からはIフィールドゲージが(HPゲージの下に)表示され
ビーム射撃が被弾すると減少し(ゲージは徐々に回復する)0になると
ゲージが回復するまでの一定時間はビーム射撃のダメージが通るようになった
●複数のマップを連続してクリアしていくチェインミッションが追加された。
●クリアランクにSSランクが追加され、瞬殺ボーナスやMS倍率など
スコアの計算方式が若干変化した
モード開放
●時代制限解除
今作からはMSだけでなくパイロットも解禁された
備考
●水中ステージでは水陸両用MS以外は動きが遅くなる
●特定のミッション中、原作でのパイロット同士の会話などが再現された
シャアの演説は必見
●ミッションが時代別に0079・0083・0087・EXTRAと整理された
MSオンパレード等のパラレル要素の強いミッションはEXTRAに区分される
●武装の調整によりガンキャノン・ガンタンクは前作とは使い勝手が異なる
特に使いづらくなったガンキャノンの仕様は「改悪」と受け取るユーザーもいる
●前作では使い勝手の悪かった狙撃が今作からは誘導性が加わり凶悪な強武器となる
●狙撃系の武器や一部のMSが強すぎる、瞬殺ボーナスのせいで作業ゲー化している、など
ゲームバランスや調整に対しては否定的な意見が多い
■ガンダムバトルユニバース(GBU)
シリーズ4作目
前作のGBCをグレードアップした内容
タイトルの通り宇宙世紀の肝である1st~逆襲のシャアが今作で補完された
概要
●機体数 226体(+78体追加)
●前作GBCのMSのチューンポイントを受け継げる
●オペレーター追加
要望の多かった名称不明のジオンの女性兵士と
「宇宙、閃光の果てに」のミユ・タキザワが追加された
残念ながらミユの声は釈由美子ではない
舞台となる時代(戦争)
●一年戦争
●デラーズ紛争
●グリプス戦役
●第一次ネオ・ジオン抗争
●第二次ネオ・ジオン抗争
参戦作品
●機動戦士ガンダム
●機動戦士ガンダム 劇場版
●機動戦士ガンダム 第08MS小隊
●機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争
●機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー (セガサターンソフト)
●機動戦士ガンダム MSV (プラモデル)
●機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー
●機動戦士Zガンダム
●ガンダムセンチネル
●機動戦士ガンダム ZZ
●機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
ゲスト参戦
●機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
●機動戦士ガンダム F91
ゲームシステム
●新ステージ、空中ステージ追加
●今作のキャンペーンモードは年代順を無視して好きな時代の好きな勢力を選択し遊ぶ事ができる
●鹵獲がミッション中に複数のMSを同時に出来るようになった
●待望のキャンペーンモード中の通信プレイが可能に
●スキルシステム追加、オリジナルパイロットの所持スキルはパイロットの容姿や名前、
最初に選択するオペレーターによって変化する
●僚機への命令が可能に
●MS倍率の撤廃
●チューン時のポイント振り分けが、より手軽に操作できるようになった
備考
●Gジェネシリーズでも再現されなかったハマーン様がアッガイに乗ってズゴックに乗ったジュドーと戦う「タイガーバウムの夢」のシナリオが遊べる
●前作のデータを、そのまま受け継いで遊ぶ場合はオリジナルパイロットのスキルが
その時点で固定されてしまう
●閃光のハサウェイが3Dアクションゲーム初参戦
●徐々に充実していたガンダムセンチネルのMSが一部の機体を除いて、ほぼ全機補完されたが
未だにシナリオがキャンペーンに追加されずパイロットに至っては主人公のリュウ・ルーツすら追加されず
それどころか「名前だけのパイロット」として参戦すらしていない
何か色々と「大人の事情」が伺える
●逆襲のシャア系統のMSのビームサーベルが原作の演出に忠実になった
●キャンペーン中の通信可能になった事で通信する楽しみが増えた
とくに鹵獲周回等の作業感があるプレイにはモッテコイである
●僚機への命令が「今、ロックオンしてる敵機に対する行動」しか指示できず
また、指示しても数秒後には指示を無視した行動を取る等、まだ改善の余地がある
●チューン時のアイコンが、何故か盾アイコンの外見は全てガンダムの物に
また、一部MSの武器の形状と名称も違っているものがある(バズーカ等が特に)
手抜きにしても設定ミスにしても微妙で、良く分からない状況になっている。
●前作GBCのインターフェイスを、そのまま使い回しているせいか一部では手抜きと批判されている
(そのせいか、パスワード入力画面では左上の文字が「GUNDAM BATTLE CHRONICLE」のままに
なっている)。
だが発売が三ヶ月短縮(毎回、10月前後に発売してたがGBUは7月発売)され、ユーザー側から見ても
メリットの方が多い。ちなみに追加されるMSの数は今回も増えている。
開発期間の短縮は同時期に同社が開発している同ハードの同ジャンルの某ゲームの為ではないかと思われる
最終更新:2009年04月30日 15:19