ジオング


MSN-02 出力-9,400kW 推力-187,000kg
ジオン公国最終MS。80%の完成度でロールアウト。
後付設定により脚の有り無しは完成度とは無関係となった。

初期ステータス

チューンpt 25408 スラスター出力 54/78
HP 2500/4700 スラスター速度 48/77
実弾防御 11/35 レーダー性能 44/66
ビーム防御 14/33 バランサー 55/76
機動性 21/41 旋回速度 5/11

特殊事項 宇宙専用 NT専用 変形操作でフライトモード
SPAタイプ 一斉射撃

兵装ステータス

威力・耐久 属性 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主1 頭部メガ粒子砲 375/502/600 BEAM 10/38 3-5-6 1/59 18/69 19-24-30
主2 腹部メガ粒子砲*2 273/320/400 BEAM 10/30 1-1-2 1/59 27/69 12-16-20
副 サイコミュアーム*2 171/206/264 BEAM 10/30 - 1/59 1/69 6-9-10
格 格闘 342/440/600 - 7/45 - - - -

機体特徴

0079ジオン「宇宙要塞ア・バオア・クー」クリア で入手可能。
サイコミュ高機動型試験用ザクの使用回数は不明。

今作では、フライトモードになるので、ジオングらしい操作ができる。
しかし、前作と異なりパーフェクトジオングに火力面で大きな差をつけられる。
兵装は全てビームなのだが、0079連邦にIフィールド内蔵の敵はいないので問題はない。
とはいうものの全体的に爆発力に欠ける。ビーム単発の威力が凡庸なのだ。
そこは本体のメガ粒子砲と遠隔サイコミュを同時に駆使し、当て数で勝負しよう。
一斉射撃SPAは強力なので雑魚は基本武装で対応し、エースにはSPA発動で片を付けよう。

一年戦争のラスボスとはいえ、全時代を通じボス級機体がここまで増えると貧弱感は否めない。

射撃

●主1 頭部メガ粒子砲 (MAX=600)
標準ビームライフル並の武器。頭部から小さいビームを発射する。
30発と多いが、こればかり使ってもジオングの強さを全く実感できない。

●主2 腹部メガ粒子砲 (MAX=400*2)
腹部メガ粒子砲は狙撃、第一主兵装よりこちらのほうが使いやすい。
二射命中で800ダメージとジオングでは一番高い攻撃手段。
ただ射角が狭く隙も大きいので間合いは十分に確保した方がよい。

●副 サイコミュハンド (MAX=264*2)
両手のサイコミュなのでタコザクより当り判定は高い。
更に主武装と副武装両方を同時に扱える
…だが当たりにくさは癖になっており、飛ばして敵のちょうど回りに来た時に撃たないと
全然あたらない。
次回作があるなら、狙撃ビームにしてほしいものだが・・・

格闘

●チョップ (MAX=600)
二連続のあと回転、遠心力を利用したチョップをさらに二連続。威力は低め。
二段目の左手薙ぎ払いにヒット判定がないため、二~三段目の間に大きな隙がある。
フライトモードではチョップ一発のみ。また、サイコミュハンド使用中は肘でアッパーをかける。
この機体に徒手空拳格闘をさせるのは酷なので多用は控えよう。

SPA

サイコミュアームとメガ粒子砲を連射する一斉射撃。
兵装の中途半端さに比べ、こちらは高威力。但し、速度は速くはないので要接射。
0079連邦ルートの最終戦では、シャアによって強烈なSPAを発動してくる。

コラム・80%の異形

「機動戦士ガンダム」に登場するジオン軍最終MS。いわゆる初代ガンダム作品におけるラスボスである。
歩兵の拡大解釈であるMSの人型慣例を無視した斬新なデザインは、放送当時も高い評価を受けている。
映像上の演出表現も革命的で、相対視的な遠近法を無視し、遠くにいるはずのジオングが手前のガンダムよりでかいという画法は後の作品にもかなり影響を与えており、漫画「北斗の拳」においてもこの逆遠近法を多用している。

とはいえ、この逆遠近法を洒落と解釈しない頭の固い当時のお利口ぶった少年の中には、「あの映像から推測するにジオングは全長40m以上はあるのによ。なんで模型の背丈はガンダムよりちっこいねん」といちゃもんをつける子も少なからずいたそうだが、仮に40mクラス設定であったとし、そんな馬鹿でかいものを1/144で出されて、当時のガキの微々たるお小遣いで買えるとでも思っているのだろうか・・・?

最終更新:2010年01月20日 15:42