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BETA

BETA /人類に敵対的な地球外起源種

Beings of the
Extra
Terrestrial origin which is
Adversary of human race 

オルタネイティヴ2の成果によって7種のBETAが確認・分類・識別されるようになったが、月やユーラシアの各戦線から回収された断片標本からは他にも多くの未確認種が存在することが推測されている。これらがBETA社会にどのような役割を担っているのか、どのようにしてそれぞれが共生関係を築いているかなどほとんど解明するに至っていない。
BETAの戦術は大量物量によるゴリ押しに近いものである。しかしながら少しずつ成長しているようで大戦中期では攻撃する優先度を歩兵より高機動車、装甲車より戦車そして無人兵器であれば搭載コンピュータの能力がより高い順として攻撃している。しかし、近年になり、先のランキングそのものに変化はないが、その最上位に人間の搭乗している兵器を識別し優先的に攻撃し始めているようだ。しかしながらどうやって有人かを識別し、またなぜ有人兵器を優先攻撃しているのかはいまだに不明である。
上位存在と武との会話によると、計算上で全宇宙に10 37 個存在する(ちなみに密度測定により推定される全宇宙の惑星の数は10 22 個)。この個数が、全BETA数を指すのか、オリジナルハイヴに存在する"上位存在"の個数を指すのかこの会話からは今ひとつ不明瞭であるが *1 、上位存在の個数を指すのであれば実際のBETA数はさらに7~9桁跳ね上がると思われる。
計算上の個体数を全宇宙の惑星の推定数で割ると10 37 ÷10 22 =10 15 =1000兆
つまり惑星1つ当たり1000兆体のBETAが存在することになる。
地球の総面積約5.1億平方kmで割ると1平方mあたりおよそ2匹BETAがいることになる。
上位存在のみとしても全BETA総数としてもおかしな数字になるが、
  • 全宇宙の惑星の個数は人類が観測できる範囲内での想像であるため、BETAはそれより広い範囲に拡散している。もしくは人類の想像より惑星はずっと多い。
  • BETAの総数はあくまで計算上のため、実際はかなりの数が繁殖に失敗したり駆逐されたりしている可能性がある。
  • 既知BETA以外の未確認種に昆虫サイズ以下の超小型種が存在する可能性がある。(編集者私見)
と考えられる。

既知の8種

光線 (レーザー)

最小の二足歩行光線属種。俊敏だが防御力は大したことはなく、36㎜砲が有効。また、接近できれば重機関銃、あるいは戦術機四肢による打撃でも充分殺傷可能である。
高度1万mの標的に対し有効射程距離は30㎞。
決して味方誤射はしない。
レーザーの照射開始から最大出力になるまでに数秒を要し、照射インターバルは約12秒。
重光線級と併せてレーザー属種と呼ばれる。
"全高3m程の小型のヤツですら、380㎞離れた高度1万mの飛翔体を的確に捕捉し、30㎞以内の進入を許さない"
光線級の原種は資源打ち出しや岩盤溶解作業などを担当するBETA。
中ソ連合の航空作戦や爆撃に対処するため、光線級の原種が対空任務に転用され、光線級と重光線級に進化した。。
学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
 Luxcius:Duo oculus 
光るもの:ふたつの目
 ルクス 
Lux
1.2 1.6 3.0

光線 (レーザー)

既知のBETAでは最大の二足歩行型光線属種。動作は緩慢だが照射粘膜以外の防御力は比較的高く、120㎜砲が有効。
レーザーは天候による減衰を期待できないほど出力が高く、高度500mで低空飛行する標的に対しても約100㎞以上の有効射程距離を持つうえ、決して味方誤射はしない。
弱点である照射粘膜には瞼のような保護膜があり、相当な強度がある。
光線級と同様にレーザーの照射開始から最大出力になるまでに数秒を要し、照射インターバルは約36秒。
光線級と併せてレーザー属種と呼ばれる。
【要出典提示】
製造にかかる一体あたりのG元素消費量は高く、BETAとしては量産に向かない。。
【要出典提示】
学術名 俗称  全長(m)  全幅(m)
(放熱翼を除く)
全高(m)
(放熱翼を除く)
 Magnus luxcius:Unioculus 
巨大な光るもの:ひとつの目
 マグヌス ルクス 
Magnus lux
15 11 21

要撃 (グラップラー)

BETA群に於ける大型種の約6割を占める多足歩行種。頑強な二対の前腕(モース硬度15以上)を最大の武器とし、近接格闘の能力が高い。
前腕を広げた状態の最大全幅は約39mであるが、それだけのサイズであるにもかかわらず俊敏であり、定常円旋回能力も高い。
防御力や対人探知能力にも優れる、BETA戦力の中核をなす種。
攻撃用の前肢はダイヤモンド以上の硬度とともにカルボナードを凌駕する靭性を併せ持つ。そのため、側面もしくは後方からの攻撃が推奨されている。
ヨーロッパ方面での愛称(?)は「タコ助」。
だがその実、見た目のタコ度は低く、顔に見えるのは尾節であり、歯を食いしばった口に見える部分は感覚器に過ぎない。
学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
 Rrabidusius:Bracchium acutas 
獰猛なもの:尖った腕
 メデューム 
Medium
19 28 12

突撃 (デストロイヤー)

BETA群の先鋒を担う多足歩行大型種。前面に頑強(モース硬度 *2 15以上)な装甲殻を持ち、既知8種のうちで最大の防御力を誇る。そのため面制圧での生存率が高い。また、装甲殻は驚異的な再生能力を有しており、目玉状の模様はすべて再生した砲弾痕である。
ただし無敵ではなく、36㎜の一点集中攻撃や、120㎜の連続攻撃で前面装甲を貫通することは可能。
前面装甲殻を武器とした衝角突撃戦術の破壊力は強大で、要撃級の一撃などとは比較にならない。
直線移動の最高速は約170㎞/hに達する。
機動制御能力、特に旋回能力は低い。
対人探知能力も8種のうちで最低。
装甲殻を持たない後方は36㎜砲でも有効である。歩兵でも、対戦車ミサイルなどの歩兵携行兵器による攻撃でも有効である
実は双頭。
学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
 Impetusis:Arma duras 
突進するもの:尖った鎧
 ルイタウラ 
Ruitare
18 17 16

要塞 (フォート)

既知8種のうちの最大種。
動作は比較的緩慢であり、対人探知能力も高くはないが、防御力、耐久力は高い。
120㎜砲もしくは近接戦闘で、三胴構造各部の結合部を狙うのが効果的とされる。
攻撃力は高い。
10本の脚による打撃は要撃級のそれに勝るとも劣らないうえ、先端が鋭くなっているため踏みつけられると戦術機といえど串刺しとなる。
また、尾節には全長約50mの触手が収められており、その先端にはかぎ爪状の衝角(モース硬度15以上)がある。
この触手を器用に振り回して攻撃してくるため、側方・後方にも死角は存在しなくなっている。
この衝角が何かに激突した際に分泌される強酸性溶解液にも注意が必要。
体内からBETA小型種が現れることがある。撃破後の安全確認にも十分配慮しなければならない。
光線級なら6体搭載可能。
学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
 Pergrandium:tria corpus 
巨大なもの:三つの胴体
 グラヴィス 
Gravis
52 37 66

戦車 (タンク)

BETA群中最大の個体数を誇る中型の多足歩行種(便宜上小型種とする)
対人探知能力は極めて高い。
機動力も高く、最大速度は約80㎞/h。
36㎜砲が有効で、歩兵の重機関銃でも対処可能。
強力な顎を持ち、戦術機装甲すら噛み砕く。
もっとも多くの衛士を食い殺しているBETAである。
その学術名の意味は「蹄のある脚を持つ噛みつくもの」。
硫黄に似た独特の臭気を持つ。
また、その体液は金属臭がする。常に数十から数百以上の群体で行動するため、近接戦闘は可能な限り回避することが推奨されている。
学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
 Manderium:Ungulam crus 
噛みつくもの:蹄がある足
 エクウス ペディス 
Equus pedis
4.4 1.9 2.8

闘士 (ウォーリアー)

確認されているBETA中、最小の二足歩行種。
対人探知能力は極めて高い。
戦術機にとって驚異ではなく、拳銃やライフルの攻撃が十分に効果的であるが、俊敏なため照準が容易ではない。
また、象の鼻のような腕は、人間の頭を容易に引き抜くくらいの力がある。
学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
 Agitisis:Naris protix 
俊敏なもの:長い鼻
 バルルス ナリス 
Barrus naris
1.7 1.5 2.5

兵士 (ソルジャー)

1995年に初めて確認された、小型種の1種にして8種中最小の種。
対人探知能力は最も高い。
闘士級程ではないが動きはすばやく、腕力は人間の数倍。
だが機械化強化歩兵の敵ではない。
戦闘中に捕獲もしくは捕食した人類を再利用して生成される。
学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
 Venarius:Caput grande 
狩りをするもの:大きな頭
 ヴェナトル 
Venator
1.2 1.4 2.3

桜花作戦前後に確認された種

頭脳 (ブレイン)

学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
  未同定  コア
 Core 
不明 不明 不明
オリジナルハイヴの中央部、4つの大広間に囲まれた空間に存在する固着型超大型頭脳種。
BETAにとっての司令官にあたり、自らを「上位存在」と称する。
帝国軍作戦呼称は「あ号標的」。「コア」とも呼ばれる。
各ハイヴの反応炉と通信を行い、BETAにとっての災害に対して対処行動を決定する。
上位存在に対し、その他のBETAは「存在」と呼ばれる。
この宇宙に10 37 (10澗=10,000,000,000,000,000,000兆)もの上位存在が存在する。(※ BETAの説明の項も参照)

頭脳 (ブレイン)

学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
  未同定  反応炉
 Reactor 
不明 不明 不明
オリジナルハイヴ以外のハイヴの大広間に存在。
BETAのエネルギー生成、捕獲した炭素系生命の生命維持活動、上位存在との通信などを行う。
BETAにとっての現場指揮官(あるいはコンピュータ兼通信機)のようなものであり、自己のハイヴに属するBETAが収集した情報を上位存在に報告し、上位存在からの命令を自己のハイヴに属するBETAに伝達する役割を担っている。様々な意味でハイヴの中枢であり、頭脳級を破壊されたハイヴは「死ぬ」。そのためハイヴ攻略時は最優先目標となっている。逆に言うと頭脳級が生きている限り、そのハイヴはBETAから「生きている」と看做される。
以前から存在自体は知られていたものの、当初は通信機としての機能は知られておらず、またBETAの一種であるとも認識されていなかった。反応炉という俗称も単なるエネルギー源としかみなされていなかったが故である。後にそれらのことが判明し、「頭脳級BETA」として再認識されることになる。


母艦 (キャリアー)

学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
 未同定  メガワーム
 Megaworm 
1800 176 176
桜花作戦遂行中に現れた胴体直径170mの巨大BETA。要塞級を含む多数のBETAを体内からはき出す。
音紋解析によると、BETAが大深度地下を侵攻してくる際にはこのBETAが動いているらしい。
未確認大型種が正式名称。(君のぞらじお 第69回 アージュニュースの時間の時間(3)より)
アージュ開発部では列車(トレイン)級、空母(キャリアー)級などと呼称されていたが、LD1より母艦(キャリアー)級が正式名称となった。
尚、母艦級の命名は桜花作戦以降の話で、それ以前は変わらず未確認大型種と呼称する。
MUV-LUV UNLIMITED THE DAY AFTERで再登場。大和級戦艦の主砲46cm砲に耐える外殻を持つ(徹甲弾ではなく榴弾等を使用していた可能性もあるが)。

(ゲート)

学術名 俗称  全長(m)   全幅(m)   全高(m) 
  未同定   隔壁 
不明 不明 不明
オリジナルハイヴの大広間と上位存在のブロックを結ぶ横坑の両端に存在する大型隔壁。
その開口部は全高200m弱の凄乃皇四型が余裕で通行可能であるほど巨大。脳幹部だけでも戦術機と同等の大きさ。
BETAの一種ではあるが、攻撃力や思考力は皆無であり、どちらかというと生体組織に近い生命体。
脳には高圧電流が流れている。
門級の名称は『アゲくのはて』より、AL本編ではただ隔壁と呼ばれている。

創造主

BETAを生み出した知的生命体。珪素系生物。
BETAは炭素系生物なので、厳密に言えば創造主はBETAとは言えない。BETAは炭素系生物(BETA自身を含む)を生命体と認めず、創造主のような珪素系生物のみを生命体と見なす。
宇宙のどこに存在するのか、そもそもまだ存在しているのかは不明。
この創造主が人類の創造主と同一、または敵対関係にあるのではないかとの議論がファンの間でしばしば論議されることがあるが、少なくとも作中にその真偽を特定できる情報は存在しない。