高位はてない国人+僧侶+犬妖精+バトルメード



            ~*~

            あなたは気づくだろうか、あなたが多くの幸いに包まれていることを。

            幸いはいつも一歩踏み出した先にある。

            ただ、あなたが気づいていないだけ。

            あなたの幸いはあなたに見つけてほしいとそういっているだろう。

            さあ、幸いの手をとり、一歩を踏み出せ。

            強く大きく踏み出せ。幸いの道を。

            ~*~

           「幸いの詩」
                                      聖典より抜粋

体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運
高位はてない国人 0 3 1 0 0 -1 1 0 3
犬妖精 0 0 -1 1 0 -1 1 -1 1
バトルメード 0 0 0 1 0 -1 2 -1 1
僧侶 0 0 0 5 0 4 0 4 7


体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運
合計 0 3 0 7 0 1 4 2 12

特殊:
  • 犬妖精はコパイロット行為が出来る。
  • 犬妖精はオペレーター行為が出来る。
  • 犬妖精は追跡行為が出来る。この時、追跡の判定は×3.38(評価3)され、
 燃料は必ず-1万tされる。
  • 犬妖精は白兵戦行為が出来、この時、攻撃、防御、移動判定は×1.50(評価1)され、
 燃料は必ず-1万tされる。

  • バトルメードはI=Dのパイロットになることが出来る。
  • バトルメードは援軍行為ができ、王女の許可があればどこの藩民としても活動出来る。

  • 高位はてない国人は根源力25000以下は着用できない。
  • 高位はてない国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。

  • 僧侶は治療行為ができ、この時、治療判定((器用+知識)÷2)を×3.38(評価3)補正することを選択出来る。補正を選択した場合燃料1万tを消費する。
  • 僧侶は蘇生判定で+8の修正を得る。この効果は重ねがけできない。
  • 僧侶はアンデッドに対して白兵攻撃行為が出来、この時攻撃、防御判定×7.59(評価5)補正することを選択出来る。補正を選択した場合燃料1万tを消費する。


継承元


要点


★1.火の色の髪
★2.りりしい
★3.英雄的肉体
★4.頭環
★5.僧帽
★6.聖典
★7.祭司服
★8.犬耳
★9.尻尾
★10.メード服
★11.箒型銃

周辺環境

●1.地下迷宮
●2.寺院
●3.宮廷

イラスト


宮廷(●3)にて純白の祭司服(★7)に身を包みふと空を仰ぐ姿。
この方の場合、メード服(★10)の時のヘッドドレスのままなので、火の色の髪(★1)とチャームポイントの犬耳(★8)がよく見える。

地下迷宮(●1)入り口にて。僧兵仕様メード服(★10)に身を包み、箒型銃(★11)を構え、ぴんと犬耳(★8)と尻尾(★9)を立たせている姿はりりしい(★2)の一言。
その英雄的肉体(★3)と火の色の髪(★1)の下に見える頭環(★4)は、はてない国でも「高位」と尊敬される証だ。

僧帽(★5)を身につけ、寺院(●2)の前で子供達と一緒にいたお姉さん。
火の色の髪(★1)と犬耳(★8)と綺麗な瞳が印象的だった(ちゃんと取材してください)

設定文


愛鳴之藩国といえば、ご存知の通り、旧愛鳴藩国時代から数多くの戦災孤児を引き受けている藩国である。
国営孤児院が至る所に存在するが、中には、寺院(●2)の敷地を一部を間借りしているところもある。
近年、その寺院を母体とする孤児院の出身者が、バトルメードとなる例が増えてきている。

当然バトルメードであるから、普段はプリンセスの下での業務に励んでいる。
ただ、オフの過ごし方が、寺院出身者のバトルメードの場合、それ以外の、いわゆる養成校卒業者とはちょっと違うのだ。

彼女達は、オフに寺院兼孤児院に帰省すると、まず箒型銃(★11)を置き、メード服(★10)を脱ぐ。(当然インナーのスクール水着も外す)
そして、純白の祭司服(★7)に身を包み、頭はメード用のヘッドドレスから僧帽(★5)に変更し、聖印を首から下げ、保母業務をするためにエプロンをつける。
ちなみにオプションとして天使の羽が支給されるが、特別な効果があるわけではなく、着用は任意らしい。
なお、この天使の羽を忘れるものよりも、携帯用の聖典(★6)(本として印刷されている)を忘れる方が多いと言われている。

また、各寺院には、必ず一つだけ鐘が設置されている。
その鐘はどの寺院においても毎朝鳴らされ、「カラァァァン」と澄んだ音が、広範囲にわたって鳴り響く。
ご近所の爽快な朝を迎えるのにも一役買っているようだ。
その鐘を鳴らしているのはもちろん、その寺院に帰省している彼女達である。
そして鐘を鳴らした後は、朝の礼拝を行うのだ。

朝の礼拝が終わると、孤児院の仕事に移る。
ここから夕方までは、一般的な孤児院とさほどやる事に変わりはない。
ただ、食事の前に祈りの言葉を挟むことと、定期的に礼拝や、道徳の時間が多めに設けられているくらいだろう。


さて、話は変わるが孤児院を兼ねる一部の寺院の地下には地下迷宮(●1)がある。
これは、緊急のときに宮廷(●3)に避難するための(もしくは宮廷から非難するための)ものであり、つまるところそこに通じている。
さすがに直通路だけでは、悪用されたときにまずいと考えたのか、学校に教材としてのダンジョンがあることに着想を受け、迷宮化した結果、地下迷宮としてできあがったらしい。

迷宮化したからには、罠やモンスターが住み着くものである。
寺院の地下にそんな危険なものを配したら本末転倒ではないだろうかと思うかもしれないが、そこははてない国の常識的には完全に正当だ。
そしてそんな危険が危ない場所を放置するはずもなく、定期的に彼女達は掃除に出かけるのだ。
掃除の際には火の色の髪(★1)が綺麗な頭には頭環(★4)をはめて、純白の祭司服から、黒い、僧兵仕様のバトルメード服に着替える。
もちろん掃除用に置いていた箒は忘れない。

バトルメードとしての職務と、孤児院の日々やんちゃになっていく子供達との、ある意味戦いの日々で鍛えられた英雄的肉体(★3)を駆使して、危険物の掃除をしていく様は、実にかっこよく映るものだと思う。
ある程度の年齢に達し、自分もまた同じ道を進もうと考える孤児院の子が同行することもあるが、やはりそのりりしさ(★2)に、決意を新たにすることだろう。
(余談だが、鍛え上げられた肉体から繰り出されるげんこつは滅法痛い。その躾を受けた子供達はまた、打たれ強くなっていくのだ――と信じよう)


慈愛に満ちた、僧侶としての一面と、勇敢なるバトルメードとしての一面を合わせ持つ、国家でも高い評価を得ている者達。
一人ではないことを知る彼女達は、何かに迷う者を見かければ、きっとかく導くだろう。

「強く大きく踏み出せ。幸いの道を」
「必ず、あなたと共に踏み出してくれる者が居る」

踏み出し進めば、そこが未来だ――。


/*/

以下は本文中に出てきた事物の解説である。

【寺院】
礼拝堂があり、大きな鐘があるのが特徴。
ただ、祀られているのが何なのかは、どの寺院に聞いても明確な答えは帰ってこず、「え?神様ですけど」という回答が返ってくる。
基本的に祀られているのが何かであるかより、その教えを重視しているためであろうと、好意的に解釈したいところである。

【鐘】
非常に澄んだ音を発するが、材質は特に高価なものではないらしく、タダ同然とのこと。
気になったのでよく聞くと、地下迷宮掘削中に発見した綺麗な鉱石を使っているとの事だが……。
よもや、レアメタルだなんてことは……。

【鐘の碑文】
各寺院には、必ず一つは鐘があるが、鐘には必ず、聖典の一節が刻まれている。
古めかしい言葉で書かれているが、概ね「あなたは一人ではない」という意味に集約される。
孤児の多い国としては「必ず誰かに見守られている」という事が大きな支えになるのだろう、と思い知らされる。

【インナーのスクール水着】(本項はくどかったので検閲後、本文が削除されました)

【保母業務をするためのエプ(風紀委員団により検閲後、撃破されました)

【聖印】
十字架の形のものと、ハート型の二種類がある。
概ね好みで選ばれる様だが、僧帽に描かれる印はハート型が基調であり、歴史的にはこちらが正当のようである。

【天使の羽】
完全にオプションとのこと。しかし子供達には大人気。
着用者にもかわいいからと、概ね好意的に受け止められている。

【はてない国の常識】
はてない以外の国に取ってはファンタジー。

【僧兵仕様のバトルメード服】
残念ながらインナーはビキニである。

【冒頭の詩】
聖典に記載されている中で最も有名な一文。
本当の意味で一人ではないことに気づいたとき、幸せを手に入れ、また誰かを幸せにできるのだろう。
名句である。
なお、鐘に書かれる碑文のほとんどはこの一文である。

【モデル】
  • 宮廷でためしに着用して祭司服姿のたまき女史
  • 地下迷宮でためしに着用して構えるグググ子摂政
  • ためしに着用して保母業務体験中のカイエ女史
ブロマイドは1枚2万わんわんから。……まぁ待て風紀委員。話せばわかる。

【聖典】
忘れる以外に間違ってBLノベルを持ち出す例もある。


(イラスト・詩 作成者:荒風ヒオ)
(文責:三祭ノア)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2008年06月21日 16:32